2012年5月21日月曜日

毎週月曜日のミュージック・メニュー(BGM~Early Summer 2012)


毎週月曜日は、Bar Music店主である中村智昭が選曲する「USENチャンネル『D/H-3 usen for Cafe Apres-midi Early Summer 2012(放送期間5/21~7/8)Monday 18:00~26:00 by Tomoaki Nakamura」の放送を、リアルタイムで店内BGMとしてお聴きいただけます。

USENホームページ〜選曲リスト




中島ノブユキさんのソロ・ピアノ・アルバム『カンチェラーレ』は、6年前の『エテパルマ』に積み上げた何百という再生回数を、より長い年月をかけて越えてゆくはず。音楽をたくさん浴び、最後に無音が恋しくなったとき、僕はこの作品をプレイヤーにセットする。







Bar Music店主の中村智昭も選曲に参加〜解説を寄稿した「usen for Cafe Apres-midi」の10周年を祝うコンピレイション『Haven't We Met?』。ハンドメイドのパッケージも好評、お店限定のスペシャル特典CD-R「usen for Cafe Apres-midi Monday Classics 2001-2011」をご用意してお待ちしております。







Benny Sings / Make A Rainbow
コンピレイション『Haven't We Met?』のライナーノーツより







これまでの音楽~またはポップ・ミュージックの歴史において、突出したメロディーや印象的なコード進行というものは、もしかするともう世に生み尽くされているのかもしれない──なんて途方もない想いに駆られてしまうことがある(何故だろう)。キンドレッド・スピリッツというオランダはアムステルダムに拠点を置くレーベルからアナログ・リリースされた、ベニー・シングスの1stアルバム『Champagne People』、そしてジャザノヴァのソナー・コレクティヴからワールド・リリースされた2ndアルバム『I Love You Benny Sings Live At The Bimhuis』を立て続けに手にしたとき、それは嬉しくも思い違いだったことにはっきりと気づかされた。それぞれのアルバムのラストをアフター・アワーズ的に飾るワルツ・ソングは音楽の持つ豊かさや穏やかさ、ピュアな愛のようなもので溢れ、確実に僕の中の何かを満たしたのだ。
当時まだ新興の小さなレーベルであったドックス・レコーズからデビューして間もなかったベニー・シングスを、真っ先に強い信念を持って世界にプレゼンしたキンドレッド・スピリッツに『Soul Purpose Is To Move You』という、名曲「Champagne People」を収録したコンピレイション・アルバムがある。これは、その作品におけるレーベルからのメッセージである。

「僕たちは、ファースト・フード化してゆくポップ・ミュージックに抵抗するためにここにいる。たとえば身体に良いものを食べたり、旅をしたり、本を読んだりするのと同じように、ひとは素晴しい音楽に出会うことで、もっと質の良い人生を送ることができるはず」

この文章は、つい先日届けられたばかりのベニー・シングス最新作『Art』のライナーノーツを執筆した際にも紹介させてもらったのだが、USENチャンネル「D/H-3 usen for Cafe Apres-midi」の放送開始10周年を祝う『Haven't We Met』にこそ、より相応しいのかもしれない。

「Make A Rainbow」──セレクターとして、音楽と共にある皆さんの未来に美しい虹がかかることを祈りながら。

2011年 5月  中村智昭

2012年5月8日火曜日

「sense of “Quiet”」チケットのご案内

いよいよ来週に迫った、話題の「静かなる音楽フェス」。とても良い指定席の前売りチケットが、僅かにBar Musicにございます。

5月14日 20:00現在、Bar Music取り扱い分は5/15、5/16、両日共に完売いたしました。
5月10日19:00現在、5/15(火)は残り2席、16(水) は完売いたしました。
5月8日19:00現在、5/15(火)は残り3席、16(水) は残り1席となっております。

ぜひお早めにどうぞ!


クワイエットな熱狂、心静かなフェスティバル。

5/15(火)・5/16(水) 東京 赤坂 草月ホール
18:00開場/18:45開演
各日7,000円/当日8,000円(全席指定)

[5/15]
Carlos Aguirre / vocal, piano
 with: Quique Sinesi / 7 strings guitar, etc
青葉市子 / vocal, guitar

[5/16]
Renato Motha & Patricia Lobato
 ヘナート・モタ / vocal, guitar
 パトリシア・ロバート / vocal, percussion
 沢田穣治 (Choro Club)/ contrabass
 Maya / harmonium, etc
Quique Sinesi / 7 strings guitar, charango, etc
 guest: Carlos Aguirre / piano, vocal

会場:
草月ホール
東京都港区赤坂7-2-21 草月会館内
03-3408-9113
http://www.sogetsu.or.jp






コーヒーとお酒、そして音楽。
Bar Music
バー・ミュージック  




東京都渋谷区道玄坂1-6-7-5F 
 Tel.03.6416.3307  
Open / 18:00~Midnight  
Close / 日曜日(祝前日とイヴェント時を除く)


2012年5月7日月曜日

伊藤ゴロー『GLASHAUS』入荷のお知らせ

Bar Musicスペシャル特典付きで好評販売中です!


作曲家、ギタリスト、ソロユニットMOOSE HILL、ボサノヴァ・デュオnaomi &goroとしても活動する伊藤ゴローが長らくあたためつづけた「ECM」諸作を彷彿とさせるジャズ~クラシック~ブラジル音楽など、ジャンルを越境するインストゥルメンタル作品が遂に完成。自らが奏でるクラシック・ギターを軸に、チェロやコントラバスとのデュオ、ピアノ、ストリングス・カルテットなどを絡めたアンサンブルで綴った楽曲を収録。その高い音楽性に共鳴するブラジルの一流ミュージシャン (Jaques Morelenbaum, Andr Mehmariほか)が参加。レコーディング時にも、美しいコンポジションと類い稀なるハーモニーへの犀利な感覚がブラジル人ミュージシャン達から絶賛された。 多彩な音楽活動を展開するなかで構想がつづけられたこの《GLASHAUS》は、長いキャリアのうちに培われた多岐に及ぶ音楽的造詣と卓越した演奏、メロディセンスが結実し誕生した、新たな音楽の地平を切り拓く作品といえる。 


伊藤ゴロー(作曲家、編曲家、ギタリスト、プロデューサー)
ソロユニットMOOSE HILL、ボサノヴァデュオnaomi & goroとして国内外でのアルバムリリース、ライブ等で活動する傍ら、映画、ドラマ、CM音楽も手掛ける。 原田知世の直近のアルバム2作、ペンギンカフェオーケストラのトリビュートアルバム(commmonsよりリリース)等プロデュースワークも行う。2011年にnaomi & goro & 菊地成孔名義で、『calendula』(commmons)をリリースしヒットを記録。また、サウンドインスタレーション「TONE_POEM」(青森県立美術館)の発表や、原田知世との朗読会「on-doc.(オンドク)」 も行う。 2012年は原田知世デビュー30周年を記念し本格的にスタートする「on-doc.(オンドク)」を各地で行なう。また7月21日~9月17日に開催される青森県立美術館の夏の企画展《Art and Air ~空と飛行機をめぐる、芸術と科学の物語》のサウンドトラックも担当する。



2012年5月4日金曜日

『ブルー・モノローグ Daylight At Midnight』入荷のお知らせ

当店の人気イヴェント「Toru II Toru」でもお馴染み、サバービアの橋本徹さんによる最新コンピレイション『ブルー・モノローグ Daylight At Midnight』が入荷いたしました!


Bar Musicスペシャル特典付きで好評販売中です!


すべてのジムノペディストに捧ぐ。
「フリー・ソウル」「カフェ・アプレミディ」「音楽のある風景」「メロウ・ビーツ」「ジャズ・シュプリーム」など多くの人気コンピを手がけてきた橋本徹(SUBURBIA)監修レーベル「アプレミディ・レコーズ」より、深い内省を秘めたブルーな音楽が胸を打つ「ブルー・モノローグ」シリーズが登場。

心の調律師のような音楽。ニック・ドレイクとロバート・ワイアット、ビル・エヴァンスとキース・ジャレット、ジェイムス・ブレイクとホセ・ゴンザレスとアントニー&ザ・ジョンソンズ、マイルス・デイヴィス『Kind Of Blue』とジョニ・ミッチェル『Blue』……そんな遺伝子を継いだ21世紀の名作たち。 目頭が熱くなるフォーク・ブルースから、魂を揺さぶられるピアノ・ダブまで、切なくも安らかな陰影を刻み、狂おしいほどに夢幻の美しさを追想する“自己との対話”。届けられない祈りと忘れえぬ面影、心の殻を柔らかく溶かす“Daylight At Midnight”が暗闇の先に希望の光を照らす。


1. Undying Eyes (Mantler)
2. Piano Song (Scott Matthews )
3. To Build A Home (The Cinematic Orchestra)
4. Night Noises (Bonnie 'Prince' Billy)
5. The Crows And The Rocks (Oddfellow's Casino)
6. Kevadaimus 1951 (Mari Kalkun)
7. Fears (Jono McCleery)
8. Lost Dub (New Zion Trio)
9. Evolution Of Waters (Valgeir Sigurdsson feat. Bonnie 'Prince' Billy)
10. Daegu Nights (Andrew Morgan)
11. Northern Sky (Pigs On Corn)
12. Way Go, Lily (Sam Amidon)
13. Two Trains (Gareth Dickson)
14. Oysters (Meshell Ndegeocello)
15. Perfect (Eisa Davis)
16. Ooh Child (Dwight Trible)
17. Amazing Backgrounds (Eric Chenaux)
18. Homesick (Maximilian Hecker)




ジョアン・ジルベルト、ベン・ワット、ニック・ドレイク……独白のような音楽が昔から好きだった。いつか見た夢のように、いつも心のどこかに残っている。 ギターを抱えた、フォーキーで繊細な弾き語りを聴かせてくれる歌手たちだけでない。例えば、2010年の末に出会ったテイラー・アイグスティの『Daylight At Midnight』というアルバム。若く才能あるジャズ・ピアニストが、ニック・ドレイクやエリオット・スミス、ルーファス・ウェインライトなどをカヴァーしていた。かつてビル・エヴァンスが「自己との対話」(『Conversations With Myself』)と名づけた内省的な空気の震えが感じられた。深夜、静かに耳を傾けていると、そこには時代を包むブルーな憂愁が漂っているように思えた。音楽にとって「ブルー」は特別な色だ。
(橋本徹さんライナー冒頭より)






コーヒーとお酒、そして音楽。Bar Music
バー・ミュージック  
東京都渋谷区道玄坂1-6-7-5F 
 Tel.03.6416.3307  
Open / 18:00~Midnight  
Close / 日曜日(祝前日とイヴェント時を除く)