名曲「Tristeza」の素晴しいカヴァーやかつてニコラ・コンテがモチーフにした「Fred's Ahead」をはじめ、歯切れ良いリズムとピアノが華麗に躍動するグルーヴィー・ブラジリアン・ジャズ。
解説はBar Music店主・中村智昭で、当店スペシャル特典付きです!
ドン・サルヴァドール──1938年、サンパウロ州リオ・クラロ生まれの黒人ピアニスト。本名サルヴァドール・ダ・シルヴァ・フィーリョ。12歳にして早くも地元のオーケストラにおいて演奏を披露、地道な活動を続けキャリアを重ねる。60年にセッションを求めて州都サンパウロに移住、64年にはさらにリオ・デ・ジャネイロ、ベッコ・ダス・ガハーファスのシーンへ活動の拠点を移し、ドン・ウン・ロマン率いるコパ・トリオへと加わる。翌65年にはベースのエヂソン・ロボ、ドラムスのヴィクトル・マンガと共に初リーダー作『Don Salvador Trio』をモカンボ社へレコーディング。同時にエヂソン・マシャードのリオ65トリオのピアニストとしても活躍。続いて翌66年に本作『Tristeza』を制作、ブラジルCBSに69年『Dom Salvador』、71年『Som Sangue E Raca』を吹き込んだ後にアメリカへ移住、名門ミューズから76年に『My Family (Minha Familia)』をリリース。その後も『Puro Amor』『Rio Claro Suite』『Transition』『Unconditional Love』といった作品を発表、2007年にはドラマーにドゥドゥカ・フォンセカを迎えた『Don Salvador Trio』、そして2011年にはドン・サルヴァドール・シクステット名義で最新作『Art of Samba Jazz 』をリリースしたばかり。今なお現役を貫く、ブラジリアン・ジャズ正真正銘のレジェンド。
コーヒーとお酒、そして音楽。
Bar Music バー・ミュージック
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