2024年12月9日月曜日

12/11 Wed.「MUSICAÄNOSSA presents ANTHOLOGY VOL.14 Ballad編」[DJ]廣瀬 大輔(ELLA RECORDS)

 

 

好評の「辛口海老カレー」や「特製チーズケーキ」「コーヒープリン」などもご用意しております。
 
【Bar Music Shibuya,Tokyo】18:00 ~ Midnight
 
 
 

 

「廣瀬大輔が特定のカテゴリーを設定して、それはアーティストであったりレーベルであったりジャンルであったり。Bar Musicのサイトに短いコラムと少しのディスクレヴュー、そして今DJでは、20時から23時までをテーマに沿ってプレイします。第14回のテーマはBallad(バラード)縛り」(廣瀬大輔)



12/11 Wed.
MUSICAÄNOSSA presents ANTHOLOGY <anthos+logia> VOL.14 <<Ballad>>
[DJ]廣瀬 大輔(ELLA RECORDS)
[at]渋谷 Bar Music 
[info]03.6416.3307
http://barmusic-coffee.blogspot.com 
※18:00オープン、着席の通常営業スタイルで20:00~23:00の開催です。
事前予約またはご来店前にお電話でテーブルをおさえていただけますと幸いです。  
※消毒、お客様着席時のグループ別ソーシャルディスタンスの確保、換気など、ウイルス対策へのご理解とご協力をお願いいたします。
※Entrance Fee ¥1000

  

廣瀬 大輔(Ella Records)
ヴィンテージ・レコード・ディーラー&ショップElla Records所属。かつてはDANCE MUSIC RECORDのジャズ・バイヤーとして新譜を供給し、ライターとして“Jazz Next Standard”シリーズや「Jazz MeetsEurope」、「500 Club Jazz Classics」、“Jazz The New Chapter”シリーズ等の書誌や多くのライナーノーツ等へ新旧問わずジャズ/クラブ・ミュージックに関する執筆/寄稿、またDJ/選曲活動を行う。
 
 

【コラム】
 
 
「きょうのあたしの予定表には、六時間の自虐的抑鬱が組み込まれているのよ」 — フィリップ・K・ディック『アンドロイドは電気羊の夢を見るか?』

ムード・オルガンという感情や欲求までもが自分の望むがままに支配できるというディストピアらしい装置。それでもあえて、幸福感ではなく抑鬱的になりたいと願う。では、音楽はムード・オルガンになり得るか。音楽は聴く者の感情を支配できるのか。

テーマは「バラード」。 1. ゆっくりとした感傷的な、あるいはロマンチックな曲。 2. 短い節回しで物語を語る詩や歌。伝統的なバラッドは一般的に作者不詳で、世代から世代へと口伝で伝えられてきた。 —  Oxford Languages

Wikipediaの英語版の「Ballad」においては曖昧回避のページがあり、幾つか立項された中で、テーマに合うのは以下の項目だろう。

・感傷的なバラード、多くのジャンルのポピュラー音楽のスタイルで、恋愛関係を題材にしたものが多い。

つまり、一般的にいわれるバラードについては、ゆっくりとしたテンポ、そしてセンチメンタル(感傷的)でロマンチックであり、恋愛関係を題材としたもの(が多い)ということになる。

ゆっくりとしたテンポ。これはそのまま捉えられる。そして、Prestigeは1960年代に、Miles Davis、John Coltrane、MJQ、Yusef Lateefなど、アーティストごとの過去作からのバラード集を「Plays For Lovers」と題して「恋人たちのために」リリースした。これらはすべてインストであるが、恋愛関係のキーについてはタイトルや歌詞からのイメージが先行するということも考えられる。しかし、逆もまた可であり、恋愛をテーマにしたからこそバラードという形が取られていると言える。こちらが真だろう、と思う。では、恋愛を想起させるような、音楽においてのセンチメンタルでありロマンチックであるということはどういうことか。

『悲しい曲の何が悲しいのか』(源河亨 2019)では、「センチメンタル」「ロマンチック」といった音楽の性質については、表出的性質であり、音楽が持つ性質として説明される必要があるとする。つまり、ゆっくりとしたテンポが音楽そのものの特徴であるように、悲しい音楽は音楽そのものの特徴である、ということだ。リンゴが赤いように。では、なぜ心を持たない音楽そのものの様子を「楽しい音楽」「悲しい音楽」「さみしい音楽」などのように情動用語を用いて表すのか。そして、それを鑑賞者が曲の特徴として聴き取るもの、対象の特徴として認識される理由の説として

表出説 作曲者の情動を伝達 喚起説 鑑賞者に喚起させる力 類似説 行動と類似 ゆっくり抑揚が少ない 悲しい ペルソナ説 架空の人物を想像させる

を挙げて論を進めているが、ここでは割愛し、本書の引用はここまでとする。

私見。雑感。人間が五感で受け取る感覚を表現する言葉は圧倒的に足りない。いい香り、静か、甘い、ざらざら。多くの場合は比喩に頼ることとなる。バラのような香り、砂糖のような甘さ、海のような色、猫の舌のような感触。音楽は情動用語で表されるということは、音楽は人間の情動に比喩できる性質を持っている、ということになるだろう。それでも、音楽についてのメアリーの部屋があればどうなるだろう。音楽に情動的な機微を感じられるだろうか。いわゆるクオリア問題に帰するのか。ただ、そこに美的本質はあるのか。美的判断の客観性、主観性。

そんなことを書き連ねてコラムも「やっぱりマルチモーダルで云々」と、まとめに入ろうという時に、小さなお子さんが「楽しげ」なスウィング・ジャズの演奏を聴きながら「楽しそう」に踊っている、正確には踊りだしたくてうずうずしちゃってる動画がタイムラインで流れてきて、最高だなって思いました。楽しい音楽は楽しいよな。うん、わかるよ。

今回はバラード縛りです。センチメンタルでメランコリックな音楽たちです。よろしくお願いいたします。


 【ディスク・レヴュー】by 廣瀬 大輔(Ella Records)
 
 
 ・Ben Webster / Over The Rainbow from 『See You At The Fair』 
テナー奏者Ben Websterの、この後、終の棲家となるヨーロッパへ移住する前の1964年のアメリカ録音最終作。Ben WebsterのワンホーンにピアノはHank Jones、もしくはRoger Kellaway、ベースにRichard Davis、ドラムにはOsie Johnsonという編成のカルテット。御年すでに55歳。アメリカにおいては既に流行から外れ古臭くなってしまっていたスタイルであったが、60年後にも響くホンカー・バラードの真骨頂。


 

・Nathan Davis / Spring Can Really Hang You Up The Most from 『Happy Girl』 

アメリカのサックス奏者Nathan Davisのデビュー作はドイツのSABAから。この時ツアーでヨーロッパに訪れていたLarry YoungとWoody Shaw、欧州移住組のNathan Davis、Jimmy Woode、Billy Brooksによるセクステット。Larry Youngはオルガンではなく全編ピアノを演奏する。この後、Blue NoteでYoungが『Unity』で自演する「Theme From Zoltan」も収録。楽しいはずの春があなたがいないせいで憂鬱だわ。

 


・Freddie Redd / You from 『Under Paris Skies』 
アメリカではRiverside、さらにはBlue Noteから2枚のアルバムをリリースしたが、音楽的成功は得られずに1960年代初頭にヨーロッパに移住。1974年には西海岸に戻り、そこで活動を行うが、その間、フランスにて録音された1枚。Didier Levallet、Didier Carlierとのピアノ・トリオでFuturaからのリリース。大好きな「You」。この「You」は誰を指すのか。一般的には恋人であったりパートナーであったりを想像しますが、自分はこの「You」が自分の子供に向けた優しさも感じたり。
 

 
・Chet Baker meets Enrico Pieranunzi / Soft Journey from 『Soft Journey』 イタリアのピアニストEnrico Pieranunzi率いるカルテットにChet Bakerをフィーチャー。ライナーノーツでPieranunziは子供のころからChetの作品を多数聴いてきており即興部分含めてメロディーをそらで歌えるという。アメリカのリリカルとイタリアのリリカルを代表する両名。Chetは本作でお得意の「My Funny Valentine」のヴォーカルも披露する。


 

 ・Chico Freeman / Peace from 『Spirit Sensitive』 
Chico FreemanのワンホーンにJohn Hicksのピアノ、Cecil McBeeのベース、そしてBilly Hart、もしくはFamoudou Don MoyeのドラムによるカルテットによるIndia Navigationからの1979年作。「Autumn In New York」や「A Child Is Born」といったスタンダードやHorace Silverの「Peace」など、とにかく丁寧に心を込めてフレーズ、フレーズがプレイされるアルバム通して全て真摯なバラード。
 

 

・Curtis Clark / Bouquet (For Dorien Stokkum) from 『Self Trait』 
シカゴのピアニストCurtis Clarkによる、1984年にベルリンで行われた「The Piano Project」での模様を収めたソロ・ピアノによるライヴ・アルバム。FMPからのリリースということもあり、前衛感はありつつも、美しくリリカル。MPSからリリースされたサイケ・ジャズの人気盤「Everything」を残したグループSmokeのピアニストも実は彼。
 
 
 
 
Bar Music Shibuya, Tokyo Schedule

Christmas 2024


 
 
 
12/1(日)「Oasis」※18:00 オープン、着席の通常営業スタイルで19:00~23:00の開催。[DJ]Calm

12/2(月)通常営業 18:00 ~ Midnight

12/3(火)通常営業 18:00 ~ Midnight

12/4(水)通常営業 18:00 ~ Midnight

12/5(木)通常営業 18:00 ~ Midnight

12/6(金)通常営業 18:00 ~ Midnight

12/7(土)通常営業 18:00 ~ Midnight

12/8(日)通常営業 18:00 ~ Midnight

12/9(月)通常営業 18:00 ~ Midnight

12/10(火)通常営業 18:00 ~ Midnight

12/11(水)「MUSICAÄNOSSA presents ANTHOLOGY <anthos+logia> VOL.14 <<Ballad編>>」※18:00オープン、着席の通常営業スタイルで20:00~23:00の開催。[DJ]廣瀬 大輔(ELLA RECORDS)

12/12(木)通常営業 18:00 ~ Midnight

12/13(金)通常営業 18:00 ~ Midnight

12/14(土)通常営業 18:00 ~ Midnight

12/15(日)「Level 7」※18:00 オープン、着席の通常営業スタイルで18:00~23:00の開催。[DJ]TOMITA(太子堂ジャズ部)

12/16(月)通常営業 18:00 ~ Midnight

12/17(火)通常営業 18:00 ~ Midnight

12/18(水) 「暮らしの手帖」※18:00オープン、着席の通常営業スタイルで19:00~23:00の開催。  [DJ]東 里起(Small Circle of Friends)・中村 智昭(MUSICAÄNOSSA / Bar Music Shibuya,Tokyo) 

12/19(木)通常営業 18:00 ~ Midnight

12/20(金)通常営業 18:00 ~ Midnight

12/21(土 / 祝日)通常営業 18:00 ~ Midnight

12/22(日)「INVENTORY~ensemble of brasil~」※18:00 オープン、着席の通常営業スタイルで19:00~23:00の開催。[DJ]大島 忠智(IDEE Records)・江利川 侑介(disk union)

12/23(月)通常営業 18:00 ~ Midnight

12/24(火)通常営業 18:00 ~ Midnight

12/25(水) 「バミューダトライアングル」※18:00 オープン、着席の通常営業スタイルで19:00~23:00の開催。[DJ]秋葉 裕介・高木 慶太・中村 智昭(MUSICAÄNOSSA / Bar Music Shibuya,Tokyo)

12/26(木)通常営業 18:00 ~ Midnight
 
12/27(金)通常営業 18:00 ~ Midnight

12/28(土)通常営業 18:00 ~ Midnight

12/29(日)通常営業 18:00 ~ Midnight

12/30(月)通常営業 18:00 ~ Midnight

12/31(火)「ゆく皿くる皿」※21:00オープン、着席の通常営業スタイルで22:00~Midnightの開催です。[DJ]中村 智昭(MUSICAÄNOSSA / Bar Music Shibuya,Tokyo) and Friends!

1/1(水/祝)Close.

1/2(木)Close.

1/3(金)Close.

1/4(土)通常営業 18:00 ~ Midnight
 
 
コーヒーとお酒、そして音楽。
Bar Music Shibuya,Tokyo
バー・ミュージック  
東京都渋谷区道玄坂1-6-7-5F 
Tel.03.6416.3307
Open / 18:00~Midnight
Close / 不定休
厳選のCDとレコードも販売。
 
CD/LP/EP、Tシャツなどを通販いただけるBar Music Web Shop→https://barmusic.buyshop.jp

 


ボーナス・トラックが2曲追加されたBenny Sings『Champagne People』20周年スペシャル・リイシュー盤LPが入荷!

Benny Sings『Champagne People』(2003年 / 2023年 Reissue

タイトなビートが堪らない「Unconditional Love」、独特の浮遊感にまどろむ「Dust」、そして至極のアフター・アワーズ・ワルツ「Champagne People」 と、デビュー・アルバムにして高度に完成されたポップソングが並ぶ。

 

 

Calm『Moonage Electric Ensemble』スペシャル・リイシュー盤が入荷!

初期代表作の一つである名曲「Light Years」を収録した、最高傑作アルバムとの呼び声高い名盤『Moonage Electric Ensemble』を、20年のときを経てCalm自身が再構築! オリジナル・ヴァージョンは全曲ミックスからやり直し、そのパーツから新しくダブ・ヴァージョンを制作、2CD/2LPとして蘇る。ミックスからマスタリングまで全てCalm本人が手がけた。

 

収録情報
Disc 1 (Original) - Brand New Mixdown and Mastering
1. Unseen Small Steps
2. Light Years
3. Noon at the Moon
4. The Other Side of the Moon
5. Tsukiyo
6. Between Worlds
7. Authentic Love Song
8. Oasis +ボーナストラック(SeahawksとLOVAの新作リミックス音源)を収録
 
Disc 2 (Moonage Daydream Dubs)
1. Unseen Small Steps - Daydream Dub
2. Light Years - Daydream Dub
3. Noon at the Moon - Daydream Dub
4. The Other Side of the Moon - Daydream Dub
5. Tsukiyo - Daydream Dub
6. Between Worlds - Daydream Dub
7. Authentic Love Song - Daydream Dub
8. Oasis - Daydream Dub

 

 

 

 

現行アルゼンチン・シーンがここ日本で注目される大きなきっかけとなった一枚がついに初アナログ化です! HMV渋谷店で嬉々としてCDで購入したあの日から、約15年待ちました。その静かな輝きは、いまだ美しいままです。 

2023年 7月 中村 智昭 MUSICAÄNOSSA / Bar Music Shibuya,Tokyo

 

通販はこちら!→https://barmusic.buyshop.jp

 

  


Yoshiharu Takeda『Before The Blessing』LP

 

揺らぎ、流れ、輪郭をあらわす幻想の音楽。
気鋭の音楽家、武田吉晴の4年振り待望のセカンド・フル・アルバム。
 
2018年に発表したファースト・アルバム『Aspiration』がCalmや井上薫から賞賛された、
東京在住、気鋭の作編曲家/鍵盤奏者にして選曲家としても活躍する武田吉晴。
アルバムを聴いた鈴木惣一朗(ワールドスタンダード)がその才能に惚れ込み、
自身がプロデュースするレーベル“Stella”からの新作をオファー。
4年の歳月をかけて制作された本作は、洗練の奥に潜む野性、静が内包する動を美しく表現し、
武田吉晴にしか創造できない音世界がさらに深化した素晴らしい内容。

■税込4,620円(税抜4,200円)
■レーベル:Stella
■発売・販売元:インパートメント
 

Bar Musicにて好評販売中です!



 

Terry Callier誕生日の5月24日、当店オリジナルのスペシャルT-shirt発売!

Bar Music店主・中村智昭が組んだコンピレーションLP『Tokyo Moon』のジャケット写真を使用した、当店のみ販売のスペシャルT-shirt!


Photo by Rui Tsuguchi

Size: S/M/L/XL¥4800(税込)

テリー・キャリアー
ソウル、ジャズ、フォークの狭間をブルースと共に独自のスタイルで紡ぎ、2012年に帰らぬ人となった孤高のシンガー・ソング・ライター。

通販はこちら!→https://barmusic.buyshop.jp

 
 
 
 

現代ポーランド・ピアニズムの至宝、スワヴェク・ヤスクウケのアルバム群から超厳選の5曲を2023年4月26日に世界初アナログ化でリリースしました!  衝撃の「Sea I」、トリオでグルーヴする「Chili Spirit」、美しき「Moments」.....。マスタリングは彼の大ファンだというCalmさんが手をあげてくださいました!

そして来日公演は5月13日土曜日、めぐろパーシモンホールにて!

 2023年 5月 中村 智昭 MUSICAÄNOSSA / Bar Music Shibuya,Tokyo

 


〜以下、メーカー・インフォメーションより〜 

現代ポーランド・ピアニズムの至宝、スワヴェク・ヤスクウケのCDオンリーのアルバム群から超厳選の5曲を世界初ヴァイナル化!

全音楽ファン必携の完全限定盤が、来日公演を目前にした絶好のタイミングでムジカノッサ・グリプスより4/26にリリース!
 
本国ポーランドでは2014年に、ここ日本では2016年にリリースされたアルバム『Sea』はジャズのみならず、ポスト・クラシカル/アンビエント/エレクトロニカ、例えばニルス・フラームやハウシュカ、ゴールドムンドといったアーティスト達が名を連ねるであろうピアノ・ソロ作の近代史においても、非常に稀有な光を放つ衝撃の作品でした。そのタイトル曲と言える「Sea I」に、それ以前にトリオ名義でリリースされていたグルーヴィーな「Chili Spirit」、永遠の美しさを湛えたバラード「Moments」という素晴らしい楽曲達を今回初めてアナログ化することができて、本当に嬉しいです。彼の音楽が、より様々な場所またはシーンで、より多くの人々の耳に届くことを心から願いながら選びました。6年ぶりの来日公演も、今から楽しみでなりません。(中村 智昭 MUSICAÄNOSSA / Bar Music Shibuya,Tokyo)
  • A1.Sea I
  • A2.Chili Spirit
  • A3.Tokitura
  • B1.Moments
  • B2.Park I
LP選曲:中村智昭 / マスタリング:Calm
 
スワヴェク・ヤスクウケ
1979年ポーランドはバルト海沿岸の最北部に位置するプツク生まれのジャズ・ピアニスト。若くしてサックス奏者ズビグニェフ・ナミスウォフスキのバンド・メンバーとしてデビュー。同時期にグダニスクで結成された人気バンド、ピンク・フロイトに初期サポート・メンバーとしても参加。ジャズのみならず、テクノ、パンク、フォークといった様々な音楽要素を消化しながら、2004年には自身のトリオ名義で『Sugarfree』をリリース。順調にキャリアを重ねる中でやがてピアノ・ソロというフォーマットにたどり着き、『Moments』『Sea』『Senne』『Park Live』といった傑作を立て続けに生み出した。2023年5月13日には、めぐろパーシモンホールにて「POLISH PIANISM Concert」来日公演を行う。
 

 

 

【初2LP化!】V.A.『Hydeout Productions 2nd Collection』
 
Nujabes 命日の2月26日、店頭入荷!

〜以下、メーカー・インフォメーションより〜
現代の音楽業界全体の流れとは別に、宣伝活動を行わず純粋に音=作品のリリースのみでリスナーから大きな支持を獲得した稀有のインディペンデント・レーベル「Hydeout Productions」のレーベルのコレクション・アルバム第2弾「2nd Collection」が2LPでリリース。

それは、Nujabesのアルバム『Metaphorical Music』『Modal Soul』と平行して、よりレンジの広い作品・人選で綴られたHydeoutのもう一つの世界。
アルバム『Modal soul』から「Reflection Eternal」の別章とも言うべき存在である「Another Reflection」等、レーベルのコレクション・アルバムでありながらNujabesの2nd Album『Modal Soul』以降のレーベルの方向性を示した作品。

Nujabes / Voice Of Autumn
Nujabes / Sky Is Falling
Uyama Hiroto / Waltz For Life Will Born
Clammbon By Nujabes / Imaginary Folklore
Nujabes / Hikari
Nujabes / Counting Stars
Nujabes / Another Reflection
Nujabes / Fly By Night
Pase Rock / Old Light (Voices From 93 Million Miles Away Remix)
Emancipator / With Rainy Eyes
Shing02 / Luv(sic.) Modal Soul Remix
Uyama Hiroto / Windspeaks
DSK / Winter Lane (Nujabes Remix)
Nujabes / After Hanabi -Listen To My Beats

__________________________

品番 : HOLP007
フォーマット : 2LP
 

 

4年前に初アナログ化音源を中心にムジカノッサで組んだコンピレーション『Tokyo Moon』の2ndプレス・エディションを、12月3日にリリースしました。「Truth In Tears 2」を追加収録、"Moon White"カラー盤で特製ポスター付きの豪華仕様です!中村 智昭

 
 
 
 

 

 

〜Charles Stepney『Step On Step』入荷のお知らせ 〜

MUSICAÄNOSSA Top Reccomend ~ D/H3 usen for Cafe Apres-midi 2022 Early Autumn Selection(放送期間 8月29日~10月9日 毎週月曜18:00~26:00) 

Charles Stepney『Step On Step』(2022年 / International Anthem)
もしも貴方がチャールズ・ステップニー(1931-1976)という名前を知らないとしても、キーファーやジョン・キャロル・カービーといった現行シーンの先端を行くアーティストたちにいま心を奪われているならば、この作品は絶対に耳にすべきだ。時を遡ること約50年前の1970年前後、シカゴのサウスサイドにあったという自宅の地下スタジオにてデモ的に多重録音されたこれらの楽曲は、間違いなく彼らが行き着こうとする場所に先んじている。
 
そして、もしも貴方がミニー・リパートンやテリー・キャリアー、またはアース・ウィンド&ファイアーという名前を知っているならば、やはりこの作品を絶対に耳にすべきだ。なぜならば彼らはその活動の最初期に、チャールズ・ステップニーという編・作曲家/プロデューサーの手によって世に送り出されたからだ。また、同時期のラムゼイ・ルイスやデルズといったすでに十分キャリアを重ねていた者たちも同様に、チャールズ・ステップニーのスコアと指揮に導かれ未踏の境地へと達していた。
 
そうしたことを踏まえて『Step On Step』と向き合うとき、僕たちはついに偉大な音楽家の核心に迫ることができる。ニュー・ロータリー・コネクションに提供した稀代の名曲「I Am The Black Gold Of The Sun」のプロトタイプ「Black Gold」の鈍く、それでいてあまりに眩しい輝きはいったいどうだろう。僕は、胸の高鳴りを抑えることができない。
 
今回の初秋セレクションでは、リズムボックスに導かれる柔らかな音像からシュギー・オーティス「Pling!」をすぐに連想してしまった「Roadtrip」や、後にアース・ウィンド&ファイアーが歌い大ヒット曲となる「That's The Way Of The World」を選んだ。現代のポピュラー音楽史におけるミッシングリンクとも言える、これほどまでに貴重で尊い音源のマスターテープが、長期の間にほぼ劣化もせず無事に残されていた奇跡に感謝する。Bar Music 店主 中村 智昭
 
通販はこちら!→https://barmusic.buyshop.jp

   

 

青野賢一さんの書籍「音楽とファッション 6つの現代的視点」をWeb ShopにUPいたしました! Small Circle of Friends『Cell』LPも在庫ございます!→https://barmusic.buyshop.jp

 


 
コーヒーとお酒、そして音楽。
Bar Music Shibuya,Tokyo
バー・ミュージック  
東京都渋谷区道玄坂1-6-7-5F 
Tel.03.6416.3307
Open / 18:00~Midnight
Close / 不定休
厳選のCDとレコードも販売。
 
CD/LP/EP、Tシャツなどを通販いただけるBar Music Web Shop→https://barmusic.buyshop.jp

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