好評の「辛口海老カレー」や「特製チーズケーキ」「コーヒープリン」などもご用意しております。
【Bar Music Shibuya,Tokyo】18:00 ~ Midnight
「廣瀬大輔が特定のカテゴリーを設定して、それはアーティストであったりレーベルであったりジャンルであったり。Bar
Musicのサイトにコラムと当日プレイするレコードの中から6枚のディスクレヴュー、そしてDJでは、20時から23時までをテーマに沿ってプレイします。第19回のテーマはClarke Boland Big Bandの周辺人物」(廣瀬大輔)
10/14 Tue.
MUSICAÄNOSSA presents ANTHOLOGY <anthos+logia> VOL.19 Clarke,Boland, Woode, and Friends編
[DJ]廣瀬 大輔(ELLA RECORDS)
[at]渋谷 Bar Music
[info]03.6416.3307
http://barmusic-coffee.blogspot.com
※18:00オープン、着席の通常営業スタイルで20:00~23:00の開催です。
※事前予約またはご来店前にお電話でテーブルをおさえていただけますと幸いです。
※消毒、お客様着席時のグループ別ソーシャルディスタンスの確保、換気など、ウイルス対策へのご理解とご協力をお願いいたします。
※Entrance Fee ¥1000
廣瀬 大輔(Ella Records)
ヴィンテージ・レコード・ディーラー&ショップElla
Records所属。かつてはDANCE MUSIC RECORDのジャズ・バイヤーとして新譜を供給し、ライターとして“Jazz Next
Standard”シリーズや「Jazz MeetsEurope」、「500 Club Jazz Classics」、“Jazz The
New Chapter”シリーズ等の書誌や多くのライナーノーツ等へ新旧問わずジャズ/クラブ・ミュージックに関する執筆/寄稿、またDJ/選曲活動を行う。
【コラム】
ドイツはケルンにある西ドイツ放送局(WDR)ビル内、正面玄関のすぐそば、ビル前の広場に面したカフェ/レストランの「Campi im Funkhaus」は2012年に閉店した。オウナーであったGigi Campiが亡くなってから2年経った時であった。Gigi CampiはClarke-Boland Big Band結成の発起人でありプロデューサーでありパトロンであった。Clarke-Boland Big Bandは、アメリカ人ドラマーのKenny Clarke、ベルギー人ピアニストのFrancy Bolandを双頭とするビッグ・バンドで、1960年に結成された銀河系最強楽団だ。
その前書きを受けて、今回は前職での思い出話をしたい。前職はレコードのみを取り扱う、そしていわゆる新譜屋であった。店舗が、渋谷は宇田川町、ワールド宇田川ビルの地下から、ノアビルの1、2階に移った時点では、そこに勤務していたスタッフが店舗業務と共に輸入盤のバイヤーを担当していた。自分は大学生時代は地下、卒業とほぼ同時に地上に移った。自分が所属したジャズ・セクションでは、大まかなジャンルでの担当や、総合的でないディストリビューターであれば、ディストリビューター単位で担当した。自分は長らくイタリアのディストリビューターのFamily Affairを担当の一つとしていた。レーベルとしてはNicola ConteやGerald Frisinaで知られるSchemaや、同系のリイシュー・ブランチのRarewardを取り扱っていた。それらレーベルの母体であるIshtarの直営だった。
Rarewardはイタリアン・ジャズのリイシューに加え、Clarke-Boland Big Band(以下、CBBB)周辺のリイシューを手がけている。そもそも1990年代末に、彼らに関する4枚の編集盤をリリースし、スタートしたレーベルだ。その店の担当としてSchema関連、Rearward関連作を推し、多分日本では一番の枚数を仕入れ、そして販売していただろう。その時代、日本で一番ということは世界で一番だ。そんな感じで会社を通じて自分も懇意にしていた。
振り返ると2008年、Family AffairよりRearwardからリイシューされる3タイトルのインフォメーションが届いた。Clarke Boland Sextettの『Music For The Small Hours』、The Sahib Shihab Quintetの『Seeds』、そしてJohnny Griffinの『Lady Heavy Bottom's Waltz』だ。自分はすぐにエクスクルーシヴを得られるように動いた。
いわゆるレコードのエクスクルーシヴ、要するに「独占販売」の方法というのは幾つかのパターンがある。例えばこういう時の場合は、「一定量のイニシャルのオーダー数を確約」して、「レコードのみ」の「一定期間」の「日本国内限定」での「先行販売」の権利を交渉する。こちらはレコード専門店なのでCDは好きにしてもらって構わないし、先方はCDのマーケットの方が大きい。先行期間については数か月、半年くらい確保できれば発売後の初動は押さえられるだろう。また、先方もプレスする枚数のおおよそを事前に把握することができるメリットもある。ただ、その先行期間においてどのくらい売れるかの「一定量のイニシャルのオーダー数」はバイヤーの判断となる。リリース時に他のディストリビューターからのインフォにそのタイトルが「日本への輸出不可」の表記なしにリストに載ってたりするので、その際はクレームを忘れずに。他にもパターンとしては、こちらからのリリース・タイトルの提案、逆に先方からの、全て日本での流通お願いできないすか?の独占逆オファー、またはプレス分を卸値で全て買い切りなどある。最近の国内レコード会社との独占販売は、協議の上でタイトルを決めての先方プレスでの買い切り、が多いのかなぁと思う。もちろん自社でのプレスではまた別の話となってくるが。
もちろん、こちらも一度に多く仕入れるため販促努力をする必要がある。その一環としてCBBBの経緯/略歴についての紹介記事を書いた。その時の自分が勤めていた会社がレコード業から撤退したため、今その記事は直接に読むことはできないが、まぁ大きな声では言わないのだが自分がその時に書いた紹介記事を、その後にほぼ丸々剽窃して他社が掲載した。今もこちらはググれば出てくる。会社の業務で書いたんだしどうぞご自由にという感じで何も思うところはないのだが、いつか自分がCBBB関連の何かを書くときに、そこの剽窃だと逆に思われたらそれはそれで心外なので一筆記しておく。まぁ「銀河系最強楽団」ってのも当時のレアルから引用して自分が勝手に作った造語ですし。CBBBについては「銀河系最強楽団」でググってみてください。
今回は、レコードのエクスクルーシヴの交渉についてのお話。
DJではCBBB本隊ももちろんですが、基本的にはソリスト/サイドメンたちのスモール・コンボ中心でよろしくお願いいたします。
【ディスクレヴュー】
・Clarke Boland Sextett / Music For The Small Hours
Rearwardの第一弾はClarke Boland Sextett名義でのコンピレーションでした。本作はKenny Clarke、Francy Boland、Jimmy Woodeのボス格3名に、Joe Harrisのパーカッション、Fats Sadiのヴィブラフォンとボンゴ、そしてSahib Shihabのフルートのワンホーン。ワルツ・ジャズ・クラシックの「Wives And Lovers」、Sahibのレパートリー「Please, Don't Leave」はヴォーカルがWoodeかと思いきやSahib自身。
・The Sahib Shihab Quintet / Seeds
CBBBのボス格3名にFats Sadiはヴィブラフォン、マリンバ、ボンゴ、そしてSahibのバリトン、フルートのワンホーン。一部楽曲はWoodeに代わってJean Warlandがベースを執ります。リリースはドイツVogueより。パーカッシヴでラテン色のあるアルバム。Schema絡みで言えばGerald Frisinaがタイトル曲の「Seeds」をサンプリング。本隊の『Sax No End』でも聴けるバリサクも渋いワルツ・ジャズ「Peter's Waltz」、本隊『Latin Kaleidoscope』収録の「Uma Fita De Tres Cores」など。
・Johnny Griffin / Lady Heavy Bottom's Waltz
おなじみのCBBBのボス格3名に、ドラマーKenny Clare、ソリストにSahib Shihab、Benny Bailey、Ake Persson、そしてJohnny Griffinによる少し大きめの編成。1969年の本作以前には、1964年にThe Johnny Griffin Quartet名義でリズム・セクションの3名とワンホーンで『Night Lady』をリリース。1970年の Eddie Lockjaw Davisとの『Tough Tenors Again 'N' Again』も同リズム・セクションとのカルテット。何かと課外活動が多いリトル・ジャイアント。
・Sahib Shihab / Jazz Joint Vol. 2 "Companionship"
フルートからバリトンとCBBBのなかでも重要リード・ソリストのSahib Shihab。ドイツVogueがリリースしたJazz Jointシリーズは、『Vol.1』がFrancy Boland、そして『Vol.2』がSahib Shihabによるもの。Sahib名義となっていますが収録の半数はClarke-Boland Sextettによる『Swing Im Bahnhof』から。残りは未発表音源、とされてきたんですが、これらに該当する楽曲が収録されたThe Clarke-Boland Latin Group名義の『Viva Woodee』なるアセテート盤がDiscogsに載ってるんですよね。Woodeなのか?アセテートなので未発表なのはまぁいいのかな。
・Nathan Davis Quintet Featuring Carmell Jones / The Hip Walk
Francy Boland、Kenny Clarke、Jimmy Woodeのリズム・セクションに当時ヨーロッパに居住していたNathan Davis、そしてNathanの幼馴染で、この録音とその前日に行われたフェスのためにアメリカから訪欧したCarmel Jonesの、Nathanファースト・リーダー・アルバム。珍しいのはCBBBのメンバーでないミュージシャンのバックをCBBBボス連が演っていること。Eicherの提案。リイシュー関連で言うと、2000年前後に本作含むSABA作品が幾つかLP再発されたのですが、これは「何かいいのある?」とアイディアだけ、と或るディストリビューターに取られて普通に再発されてしまった例。こういうこともありました。あれとかあれとか。
・Clarke-Boland Big Band / Jazz Convention Volume III
これはCBBB本隊の作品ですが、イギリスのライブラリーレーベル最大手のKPMに『Jazz Convention』というアルバムを『Volume I』から『III』まで残してます。たまにある、KPMから「も」出ている、ではなく全て別音源です。KPM内のInternationalシリーズという中の1枚なのですが、このシリーズはCBBBの3枚とJohn Mayerの『Indo-Jazz』の4枚だけ。ありますよね、やる気なくなっちゃうとき。分かります。『Uum Mannie Uum』というタイトルでSahibの『Om Mani Padme Hom』や、Bolandのハプシコードで『Ramo De Flores』を演ってます。
ブラジルで活躍するキューバ人音楽家ヤニエル・マトスのインテリジェンス溢れる傑作アルバム『La
Mirada』に収録された名曲 「Habana」 が7インチで初のアナログ・レコード化! フリップには中村智昭 (MUSICAÄNOSSA /
Bar Music) とアズマリキ (Small Circle of Friends / Studio 75) の スペシャル・ユニット
MUSICAÄNOSSA 75 によるリミックスを収録!
YANIEL MATOS ヤニエル・マトス
Habana / Habana (MUSICAÄNOSSA 75 Remix)
MUSICAÄNOSSA GRYPS / JPN / 7"(レコード) / MNGP29 / 1008967620 / 2025年03月05日
ソングリスト
• A. Habana
• B. Habana (MUSICAÄNOSSA 75 Remix)

キューバ出身でサンパウロ在住、キューバ音楽だけでなくブラジル音楽にも深く傾倒した、異色のチェリスト兼ピアニストであるヤニエル・マトス
(Yaniel Matos)。彼の2014年の傑作アルバム 『La Mirada』 に収録され、多くの人々を魅了したリード曲 「Habana」
が7インチで初のアナログ・レコード化。キューバの首都ハバナの活気や情熱、そしてノスタルジックな雰囲気が美しく表現された名曲です。B面には中村智昭
(MUSICAÄNOSSA / Bar Music) とアズマリキ (Small Circle of Friends / Studio 75)
によるスペシャル・ユニット MUSICAÄNOSSA 75
によるリミックスを収録。原曲が持つ熱量をより現代的に再解釈し、ヒップホップ〜バレアリック、または様々なチルアウト・シーンにもマッチする、DJサイドへのアプローチが鮮やかな最高の仕上がりとなっています。
現行アルゼンチン・シーンがここ日本で注目される大きなきっかけとなった一枚がついに初アナログ化です!
HMV渋谷店で嬉々としてCDで購入したあの日から、約15年待ちました。その静かな輝きは、いまだ美しいままです。
2023年 7月 中村 智昭
MUSICAÄNOSSA / Bar Music Shibuya,Tokyo
通販はこちら!→https://barmusic.buyshop.jp
Terry Callier誕生日の5月24日、当店オリジナルのスペシャルT-shirt発売!
Bar Music店主・中村智昭が組んだコンピレーションLP『Tokyo Moon』のジャケット写真を使用した、当店のみ販売のスペシャルT-shirt!
Photo by Rui Tsuguchi
Size: S/M/L/XL¥4800(税込)
テリー・キャリアー
ソウル、ジャズ、フォークの狭間をブルースと共に独自のスタイルで紡ぎ、2012年に帰らぬ人となった孤高のシンガー・ソング・ライター。
通販はこちら!→https://barmusic.buyshop.jp

現代ポーランド・ピアニズムの至宝、スワヴェク・ヤスクウケのアルバム群から超厳選の5曲を2023年4月26日に世界初アナログ化でリリースしました! 衝撃の「Sea I」、トリオでグルーヴする「Chili
Spirit」、美しき「Moments」.....。マスタリングは彼の大ファンだというCalmさんが手をあげてくださいました!
そして来日公演は5月13日土曜日、めぐろパーシモンホールにて!
2023年 5月 中村 智昭 MUSICAÄNOSSA / Bar Music Shibuya,Tokyo
〜以下、メーカー・インフォメーションより〜
現代ポーランド・ピアニズムの至宝、スワヴェク・ヤスクウケのCDオンリーのアルバム群から超厳選の5曲を世界初ヴァイナル化!
全音楽ファン必携の完全限定盤が、来日公演を目前にした絶好のタイミングでムジカノッサ・グリプスより4/26にリリース!
本国ポーランドでは2014年に、ここ日本では2016年にリリースされたアルバム『Sea』はジャズのみならず、ポスト・クラシカル/アンビエント/エレクトロニカ、例えばニルス・フラームやハウシュカ、ゴールドムンドといったアーティスト達が名を連ねるであろうピアノ・ソロ作の近代史においても、非常に稀有な光を放つ衝撃の作品でした。そのタイトル曲と言える「Sea
I」に、それ以前にトリオ名義でリリースされていたグルーヴィーな「Chili
Spirit」、永遠の美しさを湛えたバラード「Moments」という素晴らしい楽曲達を今回初めてアナログ化することができて、本当に嬉しいです。彼の音楽が、より様々な場所またはシーンで、より多くの人々の耳に届くことを心から願いながら選びました。6年ぶりの来日公演も、今から楽しみでなりません。(中村
智昭 MUSICAÄNOSSA / Bar Music Shibuya,Tokyo)
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A1.Sea I
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A2.Chili Spirit
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A3.Tokitura
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B1.Moments
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B2.Park I
スワヴェク・ヤスクウケ
1979年ポーランドはバルト海沿岸の最北部に位置するプツク生まれのジャズ・ピアニスト。若くしてサックス奏者ズビグニェフ・ナミスウォフスキのバンド・メンバーとしてデビュー。同時期にグダニスクで結成された人気バンド、ピンク・フロイトに初期サポート・メンバーとしても参加。ジャズのみならず、テクノ、パンク、フォークといった様々な音楽要素を消化しながら、2004年には自身のトリオ名義で『Sugarfree』をリリース。順調にキャリアを重ねる中でやがてピアノ・ソロというフォーマットにたどり着き、『Moments』『Sea』『Senne』『Park
Live』といった傑作を立て続けに生み出した。2023年5月13日には、めぐろパーシモンホールにて「POLISH PIANISM
Concert」来日公演を行う。

【初2LP化!】V.A.『Hydeout Productions 2nd Collection』
Nujabes 命日の2月26日、店頭入荷!
〜以下、メーカー・インフォメーションより〜
現代の音楽業界全体の流れとは別に、宣伝活動を行わず純粋に音=作品のリリースのみでリスナーから大きな支持を獲得した稀有のインディペンデント・レーベル「Hydeout
Productions」のレーベルのコレクション・アルバム第2弾「2nd Collection」が2LPでリリース。
それは、Nujabesのアルバム『Metaphorical Music』『Modal Soul』と平行して、よりレンジの広い作品・人選で綴られたHydeoutのもう一つの世界。
アルバム『Modal soul』から「Reflection Eternal」の別章とも言うべき存在である「Another
Reflection」等、レーベルのコレクション・アルバムでありながらNujabesの2nd Album『Modal
Soul』以降のレーベルの方向性を示した作品。
Nujabes / Voice Of Autumn
Nujabes / Sky Is Falling
Uyama Hiroto / Waltz For Life Will Born
Clammbon By Nujabes / Imaginary Folklore
Nujabes / Hikari
Nujabes / Counting Stars
Nujabes / Another Reflection
Nujabes / Fly By Night
Pase Rock / Old Light (Voices From 93 Million Miles Away Remix)
Emancipator / With Rainy Eyes
Shing02 / Luv(sic.) Modal Soul Remix
Uyama Hiroto / Windspeaks
DSK / Winter Lane (Nujabes Remix)
Nujabes / After Hanabi -Listen To My Beats
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品番 : HOLP007
フォーマット : 2LP
〜Charles Stepney『Step On Step』入荷のお知らせ 〜
MUSICAÄNOSSA Top Reccomend ~ D/H3 usen for Cafe Apres-midi 2022 Early Autumn Selection(放送期間 8月29日~10月9日 毎週月曜18:00~26:00)
Charles Stepney『Step On Step』(2022年 / International Anthem)
もしも貴方がチャールズ・ステップニー(1931-1976)という名前を知らないとしても、キーファーやジョン・キャロル・カービーといった現行シーンの先端を行くアーティストたちにいま心を奪われているならば、この作品は絶対に耳にすべきだ。時を遡ること約50年前の1970年前後、シカゴのサウスサイドにあったという自宅の地下スタジオにてデモ的に多重録音されたこれらの楽曲は、間違いなく彼らが行き着こうとする場所に先んじている。
そして、もしも貴方がミニー・リパートンやテリー・キャリアー、またはアース・ウィンド&ファイアーという名前を知っているならば、やはりこの作品を絶対に耳にすべきだ。なぜならば彼らはその活動の最初期に、チャールズ・ステップニーという編・作曲家/プロデューサーの手によって世に送り出されたからだ。また、同時期のラムゼイ・ルイスやデルズといったすでに十分キャリアを重ねていた者たちも同様に、チャールズ・ステップニーのスコアと指揮に導かれ未踏の境地へと達していた。
そうしたことを踏まえて『Step On
Step』と向き合うとき、僕たちはついに偉大な音楽家の核心に迫ることができる。ニュー・ロータリー・コネクションに提供した稀代の名曲「I Am
The Black Gold Of The
Sun」のプロトタイプ「Black Gold」の鈍く、それでいてあまりに眩しい輝きはいったいどうだろう。僕は、胸の高鳴りを抑えることができない。
今回の初秋セレクションでは、リズムボックスに導かれる柔らかな音像からシュギー・オーティス「Pling!」をすぐに連想してしまった「Roadtrip」や、後にアース・ウィンド&ファイアーが歌い大ヒット曲となる「That's The
Way Of
The World」を選んだ。現代のポピュラー音楽史におけるミッシングリンクとも言える、これほどまでに貴重で尊い音源のマスターテープが、長期の間にほぼ劣化もせず無事に残されていた奇跡に感謝する。(Bar Music 店主 中村 智昭)
通販はこちら!→https://barmusic.buyshop.jp
青野賢一さんの書籍「音楽とファッション 6つの現代的視点」をWeb ShopにUPいたしました! Small Circle of Friends『Cell』CDも在庫ございます!→https://barmusic.buyshop.jp