2024年6月10日月曜日

6/12 Wed.「MUSICAÄNOSSA presents ANTHOLOGY VOL.11 ECM編 Vol.2 ~Bar Music 14th Anniversary Side D~」[DJ]廣瀬 大輔(ELLA RECORDS)・中村 智昭(MUSICAÄNOSSA / Bar Music Shibuya,Tokyo)


MUSICAÄNOSSA presents ANTHOLOGY <anthos+logia> VOL.11 <<ECM編 Vol.2>> 
 
「廣瀬大輔が特定のカテゴリーを設定して、それはアーティストであったりレーベルであったりジャンルであったり。Bar Musicのサイトに短いコラムと少しのディスクレヴュー、そして今回のDJは、店主中村智昭とともに20時から23時までをテーマに沿ってプレイします。第11回のテーマはECM編 Vol.2」(廣瀬大輔)


6/12 Wed.
MUSICAÄNOSSA presents ANTHOLOGY <anthos+logia> VOL.11 ECM編 Vol.2 ~Bar Music 14th Anniversary Side D~
[DJ]廣瀬 大輔(ELLA RECORDS)・中村 智昭(MUSICAÄNOSSA / Bar Music Shibuya,Tokyo)
[at]渋谷 Bar Music 
[info]03.6416.3307
http://barmusic-coffee.blogspot.com 
※18:00オープン、着席の通常営業スタイルで20:00~23:00の開催です。
※新型コロナウイルス禍以前より入店
人数を制限しておりますので、事前予約またはご来店直前にでもお電話でテーブルをおさえていただけますと幸いです。  
※消毒、お客様着席時のグループ別ソーシャルディスタンスの確保、換気など、ウイルス対策へのご理解とご協力をお願いいたします。
※Entrance Fee ¥1000

  

廣瀬 大輔(Ella Records)
ヴィンテージ・レコード・ディーラー&ショップElla Records所属。かつてはDANCE MUSIC RECORDのジャズ・バイヤーとして新譜を供給し、ライターとして“Jazz Next Standard”シリーズや「Jazz MeetsEurope」、「500 Club Jazz Classics」、“Jazz The New Chapter”シリーズ等の書誌や多くのライナーノーツ等へ新旧問わずジャズ/クラブ・ミュージックに関する執筆/寄稿、またDJ/選曲活動を行う。
 
 
●コラム by 廣瀬 大輔(Ella Records)
 
1984年9月にECMは”ECM New Series”を立ち上げ、エストニアのArvo Pärt作曲によるアルバム『Tabula Rasa』、そしてアメリカの現代音楽家のJohn Adamsの『Harmonium』の2枚をリリースした。トリオの大熊氏によれば、この10年以上前から、Manfred Eicherはクラシック専門レーベルをつくりたい旨を公言していたようだ。 

元々はECMからリリースされていたタイトルながら、New Series発足後にはそちらに鞍替えして再発されたタイトルも多い。Meredith Monkの『Dolmen Music』に『Turtle Dreams』、Steve ReichによるECM3作、Thomas Demenga/Heinz Reberの『Cellorganics』、Harald Weissの『Trommelgeflüster』など。Meredith MonkやThomas Demengaはその後のECM New Seriesの常連となった。逆に、Michael Galassoの『Scenes』やEleni Karaindrouの『The Suspended Step Of The Stork』などはECMのカタログのまま。この辺りのさじ加減は色々あるのだろうが、Eleni Karaindrouの作品は、その後ECM New Seriesからリリースされる。それは、New Series発足以前に既にNew Seriesに該当する、値する作品がリリースされていたということを意味する。すなわちECM New SeriesはECMに内包される。

クラシック専門レーベルをつくりたいといっていたEicherだが、ECM New Seriesはクラシック専門レーベルというわけではない。ちょっとこの辺りはドイツ語、もしくは英語から日本語への訳の違いという気もしないでもないが、広くモダン・クラシカルなのであって、古楽復興からチェンバー、ポエトリー、ミニマリズム、ヴォイス・パフォーミング、映画音楽や舞台音楽なども含む。かといって過度に前衛的な作風、電子音楽やノイズは含まない。そこには、ECM本流はインプロヴィゼーションによる音楽で、ECM New Seriesは(五線譜に限らずの)記譜された音楽といった区分も(一般的に)されているし、過去のインタビューを遡るとEicher自身もその区分はおおまかには認識、意識しているようだ。

では、New Seriesに移ったMeredith Monkの『Dolmen Music』、そしてECMのままであったMichael Galassoの『Scenes』がECM本流で浮いているか、それらに相違があるのかというと、やはりそう言うことは一切ない。もちろん逆はあるのだが、やはりECMサウンドなのであって、Keith Jarrettの1984年9月以前の作品をどちらに分類すべきか、などの飲みの席での問いには個々人の範疇で答えの出ない作品も多いだろう。

1990年代後半には、ECM本流のリリースはほぼ半々となった”ECM New Series”。今回は特に”ECM New Series”縛りではないので色々掛けたいと思いますが、そのうちNew Series縛り回もありかなと思いました。いずれ。いつもは一人会なのですが、節目の10回超えての11回目、そして6月のBar Musicのアニヴァーサリー月間ということで、店主中村君と一緒にDJをやりましょうということで、今回のテーマは初心に戻ってECM縛りの第2回です。中村君、3回目もやりましょう。



 
 
 【ディスク・レヴュー】by 廣瀬 大輔(Ella Records)








・Michael Fahres / Piano. Harfe 
ECM New Seriesの4枚目のリリース、型番順では3枚目に当たるドイツのサウンド・アーティスト、作曲家のMichael FahresのECM唯一作。また、レコード再発もCD化もされておらず、現在のECMのサイトからも抹消されています。まぁ、「ECMにアート・ブレイキーはいらない」とかそういったいざこざの類かと思われますが、A面はピアノ、B面はハープのソロにライヴ・エレクトロニクスを加えたいわゆるエレクトロアコースティック作品。



 ・Gavin Bryars / Three Viennese Dancers  
イギリスの作曲家、ベーシスト。1960年代にはDerek BaileyやTony Oxleyと活動後、70年代にはBrian EnoのObscureの作品に多く参加。New Seriesの第2弾となったJohn AdamsもObscureに作品を残しており、先の大熊氏はECMでEnoの作品を録音するようにEicherに薦めたところ、御大はシラケたご様子だったとのこと。ヨーロッパとアジアの伝統的なミクスチャーの下、ドローンなアンビエント・ジャズ、あるいは瞑想的なモダン・クラシック。
 

 
・Tamia / Pierre Favre / De La Nuit... Le Jour  
フランスのコンテンポラリー&即興音楽シンガー、Tamia Valmont。1972年にMichel Portal Unitのメンバーとしてステージに上がって以降、スイスのドラマーのPierre Favreとのコラボレーションは続いた。また、彼女はJoe McPheeのグループにも参加。本作のPierre Favreのように、例えば、Meredith Monk作品に参加したCollin Walcott、Arvo Pärt作品に参加したKeith Jarrettなど、本流側とのコラボレーションもNew Seriesでは見られます。


 
・Meredith Monk / Do You Be  
アメリカの声楽家、作曲家、演奏家、演出家、ヴォーカリスト、映画監督、振付師。『Dolmen Music』と『Turtle Dreams』がNew Seriesに移されて以降の1作目『Do You Be』。彼女が手掛けた演劇作品やオペラを元に、B面では彼女のコーラス・アンサンブルが主体。第一回で紹介した続く作品の『Book Of Days』は、ECMのLPリリース最終期のもの。彼女の作品は前衛的でありながらどこか中世ヨーロッパのフォルクローレを感じさせます。
 
 
 
 

 ・Walter Fähndrich / Viola 
スイスのヴィオラ奏者、Walter Fähndrichの作品で唯一レコード・フォーマットでリリースされた1991年のアルバム。私の知る限り。本作以前はカセットテープのみ、本作以降はCDのみ。ギャラリーや美術館などでのサウンド・インスタレーションやソロ・パフォーマンスを行い、本作でも録音に使用された教会の残響をうまく利用した即興ヴィオラ・ソロや、電子エフェクトやオーバーダブを使ったパートもある実験的なミニマル・モダン・アート。




 

 ・Michael Galasso / Scenes アメリカのヴァイオリニスト、作曲家。3歳で初めてヴァイオリンを手にし、11歳でニューオリンズ・フィルハーモニー管弦楽団でデビュー。実験演劇やインスタレーションなどを活動の場の中心としており、残された作品は少なく、また、ウォン・カーウァイ、ババク・パヤミ、マルタン・プロヴォストなどの映画音楽も手掛けました。マルチトラックで最小限の加工が施されたホーム・レコーディングのような作品。再発時にNew Seriesに編入されなかったモダン・クラシック。






 
 

中村 智昭(MUSICAÄNOSSA / Bar Music Shibuya,Tokyo)
1977年広島生まれ。渋谷「バー・ミュージック」店主。1995年にDJをスタートし、1999年より「ムジカノッサ」を主宰。選曲家としてユニバーサル/ビクター/インパートメント/キング/コアポート/ディスクユニオンより複数枚のコンピレイションCDやヴァイナルをリリース、ディスクガイドの企画・監修も手掛けると共にUSENやFM各局にも選曲を提供。ジョン・コルトレーンのトリビュート・コピレイション『Dear J.C.』(ユニバーサル)、ベニー・シングス『The Best Of Benny Sings』(ビクター)のライナーノーツや、「Latina」誌、HMV発行の「Quiet Corner」、リットーミュージック「Jazz Next Standerd」シリーズ、シンコーミュージック「Tokyo Moon」への寄稿など。CALMベスト・アルバム『Mellowdies for Memories』(ラストラム)の選曲とその解説も担当している。また、渋谷「カフェ・アプレミディ」にて1999年のオープンから2009年までの10年間店長も務めた。2010年渋谷に「バー・ミュージック」をオープン。2013年にはレーベル「ムジカノッサ・グリプス」をスタート。近年はスモール・サークル・オブ・フレンズ/STUDIO75とのコラボレーションも活発化している。晩年のテリー・キャリアーのCDオンリー音源から厳選し世界初ヴァイナル化した『Tokyo Moon』や、コンピレーションCD+7”EP『Bar Music』シリーズも好評。最新作は現代ポーランド・ピアニズムの至宝、スワヴェク・ヤスクウケのアルバム群から5曲を世界初アナログ化した『MUSICAÄNOSSA SLAWEK JASKULKE』。

 

 

 

Bar Musicはみなさまに支えられ、2010年6月1日のオープンより数えて14周年を迎えます。誠にありがとうございます。

アニヴァーサリー期間中は、レギュラーの各夜に許される範囲で私もDJとして混ざりつつ、普段通りの雰囲気の中で皆様にご挨拶できればと思っております。
足をお運びいただける機会がありましたら幸いです。スタッフとともに、心よりお待ちしております。

2024年5月28日 Bar Music Shibuya,Tokyo 店主・中村智昭

 

Bar Music 14th Anniversary


Side A:
6/2 Sun. 
MUSICAÄNOSSA 20240602
[DJ]中村 智昭(MUSICAÄNOSSA / Bar Music Shibuya,Tokyo) 
[Guest DJ]中原 仁(J-WAVE SAUDE! SAUDADE…) ・Nashimoto Hollywood(Coup d'état!)
※18:00オープン、着席の通常営業スタイルで19:00より23:00の開催です。 

Side B:
6/5 Wed.
Toru II Toru〜2024年上半期ベスト・セレクション〜
[DJ]渡辺 亨・橋本 徹 (SUBURBIA)
※18:00オープン、着席の通常営業スタイルで19:00より23:00の開催です。  

Side C:
6/9 Sun.
Bags Groove
[DJ]小林 恭(ima)・近藤 淳・中村 智昭(MUSICAÄNOSSA / Bar Music Shibuya,Tokyo) 
※着席の通常営業スタイルで18:00より23:00の開催です。  

Side D:
6/12 Wed.
MUSICAÄNOSSA presents ANTHOLOGY <anthos+logia> 
[DJ]廣瀬 大輔(ELLA RECORDS)・中村 智昭(MUSICAÄNOSSA / Bar Music Shibuya,Tokyo)
※18:00オープン、着席の通常営業スタイルで20:00より23:00の開催です。  

Side E:
6/16 Sun.
Level 7
[DJ]TOMITA(太子堂ジャズ部)・中村 智昭(MUSICAÄNOSSA / Bar Music Shibuya,Tokyo) 
※着席の通常営業スタイルで18:00より23:00の開催です。  

Side F:
6/19 Wed.
暮らしの手帖
[DJ]東 里起(Small Circle of Friends)・中村 智昭(MUSICAÄNOSSA / Bar Music Shibuya,Tokyo) 
[Guest DJ]武藤サツキ(Small Circle of Friends)
※18:00オープン、着席の通常営業スタイルで19:00~23:00の開催です。

Side G:
6/23 Sun.
INVENTORY~ensemble of brasil / Tadatomo Oshima Birthday Bash!~
[DJ]大島 忠智(IDEE Records)・江利川 侑介(disk union)・中村 智昭(MUSICAÄNOSSA / Bar Music Shibuya,Tokyo) 
※18:00オープン、着席の通常営業スタイルで19:00~23:00の開催です。 

Side H:
6/26 Wed.
バミューダトライアングル+1
[DJ]小山 雅徳(Musica LocoMundo)・秋葉 裕介・高木 慶太・中村 智昭(MUSICAÄNOSSA / Bar Music Shibuya,Tokyo) 
※18:00オープン、着席の通常営業スタイルで19:00~23:00の開催です。

Side I:
6/30 Sun.
青野賢一独演会 "wunder kammer”
[DJ]青野賢一
※着席の通常営業スタイルで18:00より23:00の開催です。

Side J:
7/3 Wed. 
MUSICAÄNOSSA 20240703
[DJ]中村 智昭(MUSICAÄNOSSA / Bar Music Shibuya,Tokyo) 
[Guest DJ]武田 吉晴・添田 和幸
※18:00オープン、着席の通常営業スタイルで19:00より23:00の開催です。 

Side K:
7/7 Sun. 
MUSICAÄNOSSA 20240707
[DJ]中村 智昭(MUSICAÄNOSSA / Bar Music Shibuya,Tokyo) 
[Guest DJ]FK・Takumi Koizumi(roph recordings)
※18:00オープン、着席の通常営業スタイルで19:00より23:00の開催です。 

Side L:
7/10 Wed.
CORE PORT 10th Anniversary × Becca Stevens『The Supreme Collection』
[DJ]高木 洋司(CORE PORT)・柳樂 光隆(Jazz The New Chapter)・中村 智昭(MUSICAÄNOSSA / Bar Music Shibuya,Tokyo)
※18:00オープン、着席の通常営業スタイルで19:00~23:00の開催です。 

Side M:
7/14 Sun.(祝前日) 
Oasis
[DJ]Calm
※18:00オープン、着席の通常営業スタイルで19:00~23:00の開催です。 
 
 
コーヒーとお酒、そして音楽。
Bar Music Shibuya,Tokyo
バー・ミュージック  
東京都渋谷区道玄坂1-6-7-5F 
Tel.03.6416.3307
Open / 18:00~Midnight
Close / 不定休
厳選のCDとレコードも販売。
http://barmusic-coffee.blogspot.com/
https://twitter.com/BarMusic_Coffee
https://www.facebook.com/BarMusicShibuyaTokyo
https://www.instagram.com/bar_music_shibuya_tokyo 
 
CD/LP/EP、Tシャツなどを通販いただけるBar Music Web Shop→https://barmusic.buyshop.jp

 

 

 

ボーナス・トラックが2曲追加されたBenny Sings『Champagne People』20周年スペシャル・リイシュー盤LPが入荷!

Benny Sings『Champagne People』(2003年 / 2023年 Reissue

タイトなビートが堪らない「Unconditional Love」、独特の浮遊感にまどろむ「Dust」、そして至極のアフター・アワーズ・ワルツ「Champagne People」 と、デビュー・アルバムにして高度に完成されたポップソングが並ぶ。

 

 

Calm『Moonage Electric Ensemble』スペシャル・リイシュー盤が入荷!

初期代表作の一つである名曲「Light Years」を収録した、最高傑作アルバムとの呼び声高い名盤『Moonage Electric Ensemble』を、20年のときを経てCalm自身が再構築! オリジナル・ヴァージョンは全曲ミックスからやり直し、そのパーツから新しくダブ・ヴァージョンを制作、2CD/2LPとして蘇る。ミックスからマスタリングまで全てCalm本人が手がけた。

 

収録情報
Disc 1 (Original) - Brand New Mixdown and Mastering
1. Unseen Small Steps
2. Light Years
3. Noon at the Moon
4. The Other Side of the Moon
5. Tsukiyo
6. Between Worlds
7. Authentic Love Song
8. Oasis +ボーナストラック(SeahawksとLOVAの新作リミックス音源)を収録
 
Disc 2 (Moonage Daydream Dubs)
1. Unseen Small Steps - Daydream Dub
2. Light Years - Daydream Dub
3. Noon at the Moon - Daydream Dub
4. The Other Side of the Moon - Daydream Dub
5. Tsukiyo - Daydream Dub
6. Between Worlds - Daydream Dub
7. Authentic Love Song - Daydream Dub
8. Oasis - Daydream Dub

 

 

 

 

現行アルゼンチン・シーンがここ日本で注目される大きなきっかけとなった一枚がついに初アナログ化です! HMV渋谷店で嬉々としてCDで購入したあの日から、約15年待ちました。その静かな輝きは、いまだ美しいままです。 

2023年 7月 中村 智昭 MUSICAÄNOSSA / Bar Music Shibuya,Tokyo

 

通販はこちら!→https://barmusic.buyshop.jp

 

  


Yoshiharu Takeda『Before The Blessing』LP

 

揺らぎ、流れ、輪郭をあらわす幻想の音楽。
気鋭の音楽家、武田吉晴の4年振り待望のセカンド・フル・アルバム。
 
2018年に発表したファースト・アルバム『Aspiration』がCalmや井上薫から賞賛された、
東京在住、気鋭の作編曲家/鍵盤奏者にして選曲家としても活躍する武田吉晴。
アルバムを聴いた鈴木惣一朗(ワールドスタンダード)がその才能に惚れ込み、
自身がプロデュースするレーベル“Stella”からの新作をオファー。
4年の歳月をかけて制作された本作は、洗練の奥に潜む野性、静が内包する動を美しく表現し、
武田吉晴にしか創造できない音世界がさらに深化した素晴らしい内容。

■税込4,620円(税抜4,200円)
■レーベル:Stella
■発売・販売元:インパートメント
 

Bar Musicにて好評販売中です!



 

Terry Callier誕生日の5月24日、当店オリジナルのスペシャルT-shirt発売!

Bar Music店主・中村智昭が組んだコンピレーションLP『Tokyo Moon』のジャケット写真を使用した、当店のみ販売のスペシャルT-shirt!


Photo by Rui Tsuguchi

Size: S/M/L/XL¥4800(税込)

テリー・キャリアー
ソウル、ジャズ、フォークの狭間をブルースと共に独自のスタイルで紡ぎ、2012年に帰らぬ人となった孤高のシンガー・ソング・ライター。

通販はこちら!→https://barmusic.buyshop.jp

 
 
 
 

現代ポーランド・ピアニズムの至宝、スワヴェク・ヤスクウケのアルバム群から超厳選の5曲を2023年4月26日に世界初アナログ化でリリースしました!  衝撃の「Sea I」、トリオでグルーヴする「Chili Spirit」、美しき「Moments」.....。マスタリングは彼の大ファンだというCalmさんが手をあげてくださいました!

そして来日公演は5月13日土曜日、めぐろパーシモンホールにて!

 2023年 5月 中村 智昭 MUSICAÄNOSSA / Bar Music Shibuya,Tokyo

 


〜以下、メーカー・インフォメーションより〜 

現代ポーランド・ピアニズムの至宝、スワヴェク・ヤスクウケのCDオンリーのアルバム群から超厳選の5曲を世界初ヴァイナル化!

全音楽ファン必携の完全限定盤が、来日公演を目前にした絶好のタイミングでムジカノッサ・グリプスより4/26にリリース!
 
本国ポーランドでは2014年に、ここ日本では2016年にリリースされたアルバム『Sea』はジャズのみならず、ポスト・クラシカル/アンビエント/エレクトロニカ、例えばニルス・フラームやハウシュカ、ゴールドムンドといったアーティスト達が名を連ねるであろうピアノ・ソロ作の近代史においても、非常に稀有な光を放つ衝撃の作品でした。そのタイトル曲と言える「Sea I」に、それ以前にトリオ名義でリリースされていたグルーヴィーな「Chili Spirit」、永遠の美しさを湛えたバラード「Moments」という素晴らしい楽曲達を今回初めてアナログ化することができて、本当に嬉しいです。彼の音楽が、より様々な場所またはシーンで、より多くの人々の耳に届くことを心から願いながら選びました。6年ぶりの来日公演も、今から楽しみでなりません。(中村 智昭 MUSICAÄNOSSA / Bar Music Shibuya,Tokyo)
  • A1.Sea I
  • A2.Chili Spirit
  • A3.Tokitura
  • B1.Moments
  • B2.Park I
LP選曲:中村智昭 / マスタリング:Calm
 
スワヴェク・ヤスクウケ
1979年ポーランドはバルト海沿岸の最北部に位置するプツク生まれのジャズ・ピアニスト。若くしてサックス奏者ズビグニェフ・ナミスウォフスキのバンド・メンバーとしてデビュー。同時期にグダニスクで結成された人気バンド、ピンク・フロイトに初期サポート・メンバーとしても参加。ジャズのみならず、テクノ、パンク、フォークといった様々な音楽要素を消化しながら、2004年には自身のトリオ名義で『Sugarfree』をリリース。順調にキャリアを重ねる中でやがてピアノ・ソロというフォーマットにたどり着き、『Moments』『Sea』『Senne』『Park Live』といった傑作を立て続けに生み出した。2023年5月13日には、めぐろパーシモンホールにて「POLISH PIANISM Concert」来日公演を行う。
 

 

 

【初2LP化!】V.A.『Hydeout Productions 2nd Collection』
 
Nujabes 命日の2月26日、店頭入荷!

〜以下、メーカー・インフォメーションより〜
現代の音楽業界全体の流れとは別に、宣伝活動を行わず純粋に音=作品のリリースのみでリスナーから大きな支持を獲得した稀有のインディペンデント・レーベル「Hydeout Productions」のレーベルのコレクション・アルバム第2弾「2nd Collection」が2LPでリリース。

それは、Nujabesのアルバム『Metaphorical Music』『Modal Soul』と平行して、よりレンジの広い作品・人選で綴られたHydeoutのもう一つの世界。
アルバム『Modal soul』から「Reflection Eternal」の別章とも言うべき存在である「Another Reflection」等、レーベルのコレクション・アルバムでありながらNujabesの2nd Album『Modal Soul』以降のレーベルの方向性を示した作品。

Nujabes / Voice Of Autumn
Nujabes / Sky Is Falling
Uyama Hiroto / Waltz For Life Will Born
Clammbon By Nujabes / Imaginary Folklore
Nujabes / Hikari
Nujabes / Counting Stars
Nujabes / Another Reflection
Nujabes / Fly By Night
Pase Rock / Old Light (Voices From 93 Million Miles Away Remix)
Emancipator / With Rainy Eyes
Shing02 / Luv(sic.) Modal Soul Remix
Uyama Hiroto / Windspeaks
DSK / Winter Lane (Nujabes Remix)
Nujabes / After Hanabi -Listen To My Beats

__________________________

品番 : HOLP007
フォーマット : 2LP
 

 

4年前に初アナログ化音源を中心にムジカノッサで組んだコンピレーション『Tokyo Moon』の2ndプレス・エディションを、12月3日にリリースしました。「Truth In Tears 2」を追加収録、"Moon White"カラー盤で特製ポスター付きの豪華仕様です!中村 智昭

 
 
 
 

 

 

〜Charles Stepney『Step On Step』入荷のお知らせ 〜

MUSICAÄNOSSA Top Reccomend ~ D/H3 usen for Cafe Apres-midi 2022 Early Autumn Selection(放送期間 8月29日~10月9日 毎週月曜18:00~26:00) 

Charles Stepney『Step On Step』(2022年 / International Anthem)
もしも貴方がチャールズ・ステップニー(1931-1976)という名前を知らないとしても、キーファーやジョン・キャロル・カービーといった現行シーンの先端を行くアーティストたちにいま心を奪われているならば、この作品は絶対に耳にすべきだ。時を遡ること約50年前の1970年前後、シカゴのサウスサイドにあったという自宅の地下スタジオにてデモ的に多重録音されたこれらの楽曲は、間違いなく彼らが行き着こうとする場所に先んじている。
 
そして、もしも貴方がミニー・リパートンやテリー・キャリアー、またはアース・ウィンド&ファイアーという名前を知っているならば、やはりこの作品を絶対に耳にすべきだ。なぜならば彼らはその活動の最初期に、チャールズ・ステップニーという編・作曲家/プロデューサーの手によって世に送り出されたからだ。また、同時期のラムゼイ・ルイスやデルズといったすでに十分キャリアを重ねていた者たちも同様に、チャールズ・ステップニーのスコアと指揮に導かれ未踏の境地へと達していた。
 
そうしたことを踏まえて『Step On Step』と向き合うとき、僕たちはついに偉大な音楽家の核心に迫ることができる。ニュー・ロータリー・コネクションに提供した稀代の名曲「I Am The Black Gold Of The Sun」のプロトタイプ「Black Gold」の鈍く、それでいてあまりに眩しい輝きはいったいどうだろう。僕は、胸の高鳴りを抑えることができない。
 
今回の初秋セレクションでは、リズムボックスに導かれる柔らかな音像からシュギー・オーティス「Pling!」をすぐに連想してしまった「Roadtrip」や、後にアース・ウィンド&ファイアーが歌い大ヒット曲となる「That's The Way Of The World」を選んだ。現代のポピュラー音楽史におけるミッシングリンクとも言える、これほどまでに貴重で尊い音源のマスターテープが、長期の間にほぼ劣化もせず無事に残されていた奇跡に感謝する。Bar Music 店主 中村 智昭
 
通販はこちら!→https://barmusic.buyshop.jp

   

 

青野賢一さんの書籍「音楽とファッション 6つの現代的視点」をWeb ShopにUPいたしました! Small Circle of Friends『Cell』LPも在庫ございます!→https://barmusic.buyshop.jp

 


 
コーヒーとお酒、そして音楽。
Bar Music Shibuya,Tokyo
バー・ミュージック  
東京都渋谷区道玄坂1-6-7-5F 
Tel.03.6416.3307
Open / 18:00~Midnight
Close / 不定休
厳選のCDとレコードも販売。
 
CD/LP/EP、Tシャツなどを通販いただけるBar Music Web Shop→https://barmusic.buyshop.jp

0 件のコメント:

コメントを投稿