2022年9月24日、敬愛するアメリカのジャズ・サックス奏者ファラオ・サンダースが天国へと向かいました。音楽の深渕とその楽しさを、美しいメロディーと唯一無二のブロウで教えてくれた恩人。本当にありがとう、ファラオ・サンダース。安らかに。(中村 智昭)
10/9(日)通常営業 15:00 Open
10/10(月/祝日)通常営業 17:00 Open「Yoshiharu Takeda “Before The Blessing” Release Party」※着席の通常営業スタイルで19:00~23:00の開催です。
10/10 Mon.(祝日)
Yoshiharu Takeda “Before The Blessing” Release Party
[DJ]Yoshiharu Takeda・Ken Tajima (Silent River Runs Deep)・Kengo Shibata・中村 智昭(MUSICAÄNOSSA / Bar Music Shibuya,Tokyo)
[at]渋谷 Bar Music
[info]03.6416.3307
※17:00オープン、着席の通常営業スタイルで19:00~23:00の開催です。
※新型コロナウイルス禍以前の5割程度の人数で入店を制限しておりますので、事前予約またはご来店直前にでもお電話でテーブルをおさえていただけますと幸いです。
※検温、消毒、マスク着用、お客様着席時のグループ別ソーシャルディスタンスの確保、換気など、ウイルス対策へのご理解とご協力をお願いいたします。
※Music Charge + Entrance Fee ¥1000
http://barmusic-coffee.blogspot.com
Yoshiharu Takeda『Before The Blessing』
http://www.inpartmaint.com/site/35698/
■税込2,860円(税抜2,600円)
■SLIP-8512
■2022年9月30日
■レーベル:Stella
■発売・販売元:インパートメント
揺らぎ、流れ、輪郭をあらわす幻想の音楽。
気鋭の音楽家、武田吉晴の4年振り待望のセカンド・フル・アルバム。
2018年に発表したファースト・アルバム『Aspiration』がCalmや井上薫から賞賛された、
東京在住、気鋭の作編曲家/鍵盤奏者にして選曲家としても活躍する武田吉晴。
アルバムを聴いた鈴木惣一朗(ワールドスタンダード)がその才能に惚れ込み、
自身がプロデュースするレーベル“Stella”からの新作をオファー。
4年の歳月をかけて制作された本作は、洗練の奥に潜む野性、静が内包する動を美しく表現し、
武田吉晴にしか創造できない音世界がさらに深化した素晴らしい内容。
Calmや井上薫(Chari Chari)らも絶賛したYoshiharu Takedaの1stアルバム『Aspiration』も好評販売中です!→https://barmusic.buyshop.jp/items/29125853
MUSICAÄNOSSA presents ANTHOLOGY <anthos+logia> VOL.1 <<ECM編>>>
「廣瀬大輔が特定のカテゴリーを設定して、それはアーティストであったりレーベルであったりジャンルであったり、Bar
Musicのサイトに短いコラムと少しのディスクレヴュー、DJではスタートの20時から21時までの1時間をそのテーマでレコードをプレイします。第1回はECM。その後は、店主中村智昭と廣瀬が23時まで」廣瀬 大輔(ELLA RECORDS)
MUSICAÄNOSSA presents ANTHOLOGY <anthos+logia> VOL.1 <<ECM編>>
[DJ]廣瀬 大輔(ELLA RECORDS)・中村 智昭(MUSICAÄNOSSA / Bar Music Shibuya,Tokyo)
[at]渋谷 Bar Music
[info]03.6416.3307
http://barmusic-coffee.blogspot.com
※17:00オープン、着席の通常営業スタイルで20:00~23:00の開催です。
※新型コロナウイルス禍以前の5割程度の人数で入店を制限しておりますので、事前予約またはご来店直前にでもお電話でテーブルをおさえていただけますと幸いです。
※検温、消毒、マスク着用、お客様着席時のグループ別ソーシャルディスタンスの確保、換気など、ウイルス対策へのご理解とご協力をお願いいたします。
※Music Charge + Entrance Fee ¥1000
【ANTHOLOGY <anthos+logia> VOL.1 <<ECM編>>】
<ECM>というレーベルが好きかと問われると1つ自分の中で引っかかる。
引っかかるもの。それはとても私的な理由のため明確で、Steve KuhnのBuddah系列期に残された2枚のアルバム『Steve Kuhn』、『Live In New York』が好きだ、という事に端を発する。これに尽きる。71年のセルフ・タイトル・アルバムでのローファイなサウンドと朴訥に歌われる声。緊張感の中にあるラフでぬくもりを感じさせる音は<ECM>と対極にあると言っていい。Gary McFarlandによるプロデュース。自分はこの路線のSteve Kuhnをもっと聴きたいのだ。しかし、その後、KuhnはECMへと移ってしまう。
ECMはオウナーのManfred Eicherがサウンドからジャケットのデザインまでをプロデュースしている。アート・カヴァーを集めた写真集はすぐさまプレミアが付き、その独特のサウンドは広く支持されている。分かる。しかし、それはアーティストの個性よりも全てがECMサウンドに優先されてしまうのではないか。それはオーヴァー・プロデュースなのではないのか。あの時のSteve Kuhnを返してくれ、と。誰が?誰に?せめてあと1枚だけでも。
Steve Kuhnが68年にMPSに残した『Watch What Happens!』というアルバムがある。後にECMのジャズ北欧組を代表することになるPalle Danielsson、Jon Christensenと組んだピアノ・トリオでの録音。<ECM>設立前に録られたプレ<ECM>的サウンド。このアルバムを聴けば、こんな世迷い言など雲散霧消するはずである。だが、そうはならない自分がいるから今この文章を書いている。そう、駄々である。
そんなECMに対して付かず離れずな感想を書き綴りつつ、何だかんだと手元には100枚ほどのECMのレコードがある。何だかんだと好きなのである。本当にめんどくさい。先の口上も単にBuddah期のSteve Kuhnのアルバムが好き過ぎるだけの話と片付けてもいい。そんな感じで20時から21時までの1時間は廣瀬が全てECMのレコードだけでDJプレイします。ECM。いかがでしょうか。聴きに来ていただければ嬉しいです。
【ディスク・レヴュー】
・Bengt Berger / Bitter Funeral Beer
ニューヨークのダウンタウン・シーンのメンバーとしてJohn Zornと長くパートナーシップを組むギタリストBill Frisellのファースト・アルバム。ECMでの初レコーディングはEberhard Weberの『Fluid Rustle』への参加。Paul Motianの『Psalm』にPat Methenyの代役として迎えられて以来、Motianとも長らく共演。一部の楽曲にベーシストのArild Andersenを迎えたギター多重録音作。
1977年広島生まれ。渋谷「バー・ミュージック」店主。1995年にDJをスタートし、1999年より「ムジカノッサ」を主宰。選曲家としてユニバーサル/ビクター/インパートメント/キング/コアポート/ディスクユニオンより複数枚のコンピレイションCDやヴァイナルをリリース、ディスク・ガイドの企画・監修も手掛けると共にUSENやFM各局にも選曲を提供。ジョン・コルトレーンのトリビュート・コ ンピレイション『Dear J.C.』(ユニバーサル)、ベニー・シングス『The Best Of Benny Sings』(ビクター)のライナーノーツや、「Latina」誌、HMV発行の「Quiet Corner」、リットーミュージック「Jazz Next Standerd」シリーズへの寄稿など。CALMベスト・アルバム『Mellowdies for Memories』(ラストラム)の選曲とその解説も担当している。また、渋谷「カフェ・アプレミディ」にて1999年のオープンから2009年までの10年間店長も務めた。2010年渋谷に「バー・ミュージック」をオープン。2013年にはレーベル「ムジカノッサ・グリプス」をスタート。近年はスモール・サークル・オブ・フレンズ/STUDIO75とのコラボレーションも活発化している。晩年のテリー・キャリアーのCDオンリー音源から厳選し世界初ヴァイナル化した『Tokyo Moon』や、コンピレーションCD+7”EP『Bar Music』シリーズも好評。
〜Charles Stepney『Step On Step』入荷のお知らせ 〜
MUSICAÄNOSSA Top Reccomend ~ D/H3 usen for Cafe Apres-midi 2022 Early Autumn Selection(放送期間 8月29日~10月9日 毎週月曜18:00~26:00)
青野賢一さんの書籍「音楽とファッション 6つの現代的視点」をWeb ShopにUPいたしました! フアン・フェルミン・フェラリス『Jogo』、Small Circle of Friends『Cell』LPも在庫ございます!→https://barmusic.buyshop.jp
厳選のCDとレコードも販売。
Open / 毎週火・水・木曜日 11:00~15:00(L.O.14:00)
https://www.instagram.com/music_lunch_shibuya
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