2024年4月3日水曜日

4/10 Wed.「MUSICAÄNOSSA presents ANTHOLOGY VOL.10 JAZZ in EASTERN MOOD編」 [DJ]廣瀬 大輔(ELLA RECORDS)・中村 智昭(MUSICAÄNOSSA / Bar Music Shibuya,Tokyo)

 

「廣瀬大輔が特定のカテゴリーを設定して、それはアーティストであったりレーベルであったりジャンルであったり、Bar Musicのサイトに短いコラムと少しのディスクレヴュー、DJではスタートの20時から21時までの1時間をそのテーマでレコードをプレイします。第10回のテーマはJAZZ in EASTERN MOOD。その後は、店主中村智昭と廣瀬が23時まで」(廣瀬大輔)

 


4/10 Wed.
MUSICAÄNOSSA presents ANTHOLOGY <anthos+logia> VOL.10 JAZZ in EASTERN MOOD編
[DJ]廣瀬 大輔(ELLA RECORDS)・
中村 智昭(MUSICAÄNOSSA / Bar Music Shibuya,Tokyo)
[at]渋谷 Bar Music 
[info]03.6416.3307
http://barmusic-coffee.blogspot.com 
※18:00オープン、着席の通常営業スタイルで20:00~23:00の開催です。
※新型コロナウイルス禍以前より入店
人数を制限しておりますので、事前予約またはご来店直前にでもお電話でテーブルをおさえていただけますと幸いです。  
※消毒、お客様着席時のグループ別ソーシャルディスタンスの確保、換気など、ウイルス対策へのご理解とご協力をお願いいたします。
※Entrance Fee ¥1000

  

廣瀬 大輔(Ella Records)
ヴィンテージ・レコード・ディーラー&ショップElla Records所属。かつてはDANCE MUSIC RECORDのジャズ・バイヤーとして新譜を供給し、ライターとして“Jazz Next Standard”シリーズや「Jazz MeetsEurope」、「500 Club Jazz Classics」、“Jazz The New Chapter”シリーズ等の書誌や多くのライナーノーツ等へ新旧問わずジャズ/クラブ・ミュージックに関する執筆/寄稿、またDJ/選曲活動を行う。
 
 
●コラム by 廣瀬 大輔(Ella Records)

まずはKenny Barronのアルバム「Lucifer」のライナーノーツでの評論家のNeil Tesserによる一文を翻訳し引用しよう。

”アフロ・アメリカンの即興音楽、つまりしばしば「ジャズ」として認識される形式の歴史において、融合(フュージョン)という言葉は決して異質なものではない。融合は、その初めから続いてきたものである。実際、新しい要素を取り込み、成長させるという音楽の能力が、ジャズを芸術イディオムとして存続させ、活気のあるプロセスに最も適したものとして確立させてきたのだ。ジャズは雑種であり、多くの雑種がそうであるように、最も頑健なものである。”

ここで言及されている英単語の”フュージョン”は、ジャンルとしてのジャズ・フュージョンのことではなく、エレピやエレベなどの電化楽器をジャズに用いることの是非について語られた中で表れた単語だ。もちろん音楽のジャンルとして、ロックとの融合であるフュージョンは世界共通認識の内であるが、例えば、民族音楽とジャズの融合に対しても”フュージョン”という言葉は一般的に使われ、ジャズと何らかの要素とのヒュージョン、そのワードはその言葉は通りの融合という広い意味も持つ。
ではここで、”EASTERN”、すなわちヨーロッパから見て東側を意味する中東(イスラム圏である北アフリカを含めた)およびアジアと、西洋圏、主にアメリカのジャズとの融合についてだが、真っ先に思いつくのはYusef Lateefであろう。彼は1950年代前半まではデトロイト・ローカルのミュージシャンであったが、1957年に急遽8枚分のレコーディングを行った。その中で最初のリリースとなったSavoyの『Jazz Mood』のライナーの書き出しはこうだ。

”古代と現代のインドの声と楽器を、テナー・サックス、トロンボーン、ピアノ、ベース、ドラムという伝統的なジャズ・コンボと融合させたデトロイトのテナー・スター、Yusef Lateefは、パフォーマンスの新たな地平を開拓した。”

このアルバムの意義についてはディスク・レヴューで軽く後述するが、既にデビュー時から中東の楽器(ライナーにはインドとあるがイスラム圏が主)を用いていたYusef Lateef。彼の非西洋圏の楽器の使用についてどこまで遡れるかは調べきれなかったのだが、モダン・ジャズにこれらの楽器を持ち込んだ最初の1人とみて差し支えないだろう。そして、ウードもプレイするベース奏者のAhmed Abdul-Malik。彼の『East Meets West』や『The Eastern Moods』といった50年代末から初頭の作品は、北アフリカから中東へのイスラムの眺望だ。さらにはColtraneからのポスト・コルトレーンの流れ。ここには、公民権運動から現在のヒップホップ・カルチャーまでつながるブラック・ミュージックにおけるブラック・ムスリムによるイスラム教との関係が見える。
また、西海岸では禅や東洋思想が、フラワー・ムーヴメントも含めたカルチャーの中で取り上げられる過程で、ニュー・エイジや仏教(特にチベット)との繋がりも、代表するTony Scottや、PahorahやDon Cherry等の音楽の中に見られる融合だ。ただし、Coltraneの『Om』もヒッピー・カルチャーの中での西海岸サーフ・ショップでもベストセラーであったように、音楽面だけではなく宗教/カルチャーについても切り離して語れるものでもない。タイトルの『Om』自体も仏教用語であれば、Sahib Shihabにも仏教モチーフの楽曲はある。仏教徒であったDon Cherryもアフリカ音楽、イスラムや仏教などの影響を、ここではない音の響きを求めた。
さらには、急激に発展した移動手段含めた科学技術、そして脱西洋中心主義的な思想の元で、音楽のグローバリズムは、アメリカ、ヨーロッパは元より各地で融合し、ジャズ・ミュージシャンは世界をめぐり、また東側のミュージシャンが西洋圏の録音に招かれ、特に西側から東側の音楽解釈に焦点を当てた、現在へと繋がるエスノ・ジャズという概念が確立した。

プレ期としての、Ellingtonの「Caravan」(1935年)やGillespieの「A Night in Tunisia」(1942年)などは現代解釈的にはアフロ・キューバン枠内であり、Fred Katzの「Zen」(1957年)などは借り物のエキゾ感がまだ強い。どこまで厳密に遡れるか。
ここでは、公民権運動におけるイスラム文化、フラワー・ムーヴメント等における西海岸の東洋思想、そしてグローバリズムとのエスノ・ジャズ、と3つに区切ってジャズと”EASTERN”を関係付けたが、それぞれのトピックが切り離せないのは繰り返し明言する。それぞれがクロスオーヴァーする。融合する。Dorothy Ashbyは琴を弾き、Collin WalcottはRavi Shankerにシタールを師事し、Charlie Marianoはインドのナダスワラムをジャズに取り入れた。日本では、白木秀雄は琴を取り入れ、山本邦山等は尺八でジャズをプレイした。

”(イスラム文化とジャズのクロス・カルチャーについて)ミュージシャンの一部だけが信仰そのものを採用したことは気にしなくてもよい。重要なのは彼らの音と音色だった。哀愁を帯び、モーダルな、四分音と半音階、これらの東と西、そしてその間のすべての聴覚風景は、プレイヤーと聴衆の両方の想像力を広げた。音楽の中で、人々、そして神聖なもの、全ての間で新たな関係が築かれた。–Moustafa Bayoumi”
 
 
 【ディスク・レヴュー】by 廣瀬 大輔(Ella Records)



・Ahmed Abdul-Malik / The Eastern Moods Of Ahmed Abdul-Malik
ベーシストとして、Art Blakey、Earl Hines、Randy Weston等のバンドに在籍し、アラビアのリュート、ウードを演奏するAhmed Abdul-Malik。中東や北アフリカのイスラム世界の要素をジャズに取り入れた最初のミュージシャンの一人。本作で彼はB面の楽曲においてウードをプレイします。アラブ系のみならず、インド的モチーフの楽曲や、韓国のリード楽器を用いたりのイースタン・サウンド。




・Yusef Lateef / Jazz Mood
本作ではジャケットに写る楽器全てが実際に使用されました。左上に写るリード楽器はYuesfが頻繁に使用しているアラビア伝統楽器のアルゴル。ベーシストのErnie Farrowは右側に写る一弦のみの撥弦楽器を使用。Yusef Lateefのファースト・リーダー・アルバムですが、録音順では比較的ストレートな『Jazz For The Thinker』の方が先であり、邪推ながら意図をもってこちらを初作として選んだ感があります。
 

 
・Don Cherry / Organic Music Society
1960年代後半にスウェーデンに移住し、Ornetteのバンドを離れてから世界各地を旅してきた彼はワールド・ミュージックを取り入れました。本作は彼が友人たちと行った子供たちへの音楽レッスンの様子や、Dollar Brandとの共演など、ポータブル・マシンで録音されたドキュメントで構成されています。さまざまな民族楽器に子供たちや観客の歌声。「The Creator Has A Master Plan」のカヴァーも。



 
・Okay Temiz/Johnny Dyani / Witchdoctor's Son
トルコのパーカッショニストOkay Temiz と南アフリカのベーシストのJohnny Dyaniが、1976年に現地ミュージシャンを中心にフィーチャーしてトルコで録音したアルバム。両名は1970年代初頭にMongezi Fezaとトリオを組んでおり、また同時期にDon Cherry のグループにも参加していました。アルバムのA面は、Temizが作曲した1曲を除き、トルコの民族音楽をジャズ・アレンジしたもの。
 
 
 
 

・Tony Scott And The Indonesian All Stars / Djanger Bali
ドイツのレーベルSABAは1960年代に「Jazz Meets The World」シリーズとして、日本、インド、スペイン、スイス、チュニジア、ブラジルに関したアルバムをリリース。当時、独裁政権下を脱した直後であったインドネシアではジャズを自由に演奏できる状況ではなく、プロデューサーのJoachim Berendtが現地のミュージシャンをドイツに召集。そして彼らの師であったTony Scottに声を掛け行われた録音。



 

・The Michael Garrick Sextet With Norma Winstone / The Heart Is A Lotus
本腰を入れてはいないけど長年思い出したように調べても見つからない答えの一つが、この「蓮」と「カワセミ」のジャケットの元絵。どなたか教えてください。タイトルにも含まれる「蓮」は東洋思想の象徴であり、楽曲にも「Temple Dancer」という非西洋圏を象徴するワード。そして、そこに西洋のバロック楽器であるチェンバロを大胆に用いる、Garrickならではのスピリチュアル・ジャズ。





 
 

中村 智昭(MUSICAÄNOSSA / Bar Music Shibuya,Tokyo)
1977年広島生まれ。渋谷「バー・ミュージック」店主。1995年にDJをスタートし、1999年より「ムジカノッサ」を主宰。選曲家としてユニバーサル/ビクター/インパートメント/キング/コアポート/ディスクユニオンより複数枚のコンピレイションCDやヴァイナルをリリース、ディスクガイドの企画・監修も手掛けると共にUSENやFM各局にも選曲を提供。ジョン・コルトレーンのトリビュート・コピレイション『Dear J.C.』(ユニバーサル)、ベニー・シングス『The Best Of Benny Sings』(ビクター)のライナーノーツや、「Latina」誌、HMV発行の「Quiet Corner」、リットーミュージック「Jazz Next Standerd」シリーズ、シンコーミュージック「Tokyo Moon」への寄稿など。CALMベスト・アルバム『Mellowdies for Memories』(ラストラム)の選曲とその解説も担当している。また、渋谷「カフェ・アプレミディ」にて1999年のオープンから2009年までの10年間店長も務めた。2010年渋谷に「バー・ミュージック」をオープン。2013年にはレーベル「ムジカノッサ・グリプス」をスタート。近年はスモール・サークル・オブ・フレンズ/STUDIO75とのコラボレーションも活発化している。晩年のテリー・キャリアーのCDオンリー音源から厳選し世界初ヴァイナル化した『Tokyo Moon』や、コンピレーションCD+7”EP『Bar Music』シリーズも好評。最新作は現代ポーランド・ピアニズムの至宝、スワヴェク・ヤスクウケのアルバム群から5曲を世界初アナログ化した『MUSICAÄNOSSA SLAWEK JASKULKE』。

 

 

 

ボーナス・トラックが2曲追加されたBenny Sings『Champagne People』20周年スペシャル・リイシュー盤LPが入荷!

Benny Sings『Champagne People』(2003年 / 2023年 Reissue

タイトなビートが堪らない「Unconditional Love」、独特の浮遊感にまどろむ「Dust」、そして至極のアフター・アワーズ・ワルツ「Champagne People」 と、デビュー・アルバムにして高度に完成されたポップソングが並ぶ。

 

 

Calm『Moonage Electric Ensemble』スペシャル・リイシュー盤が入荷!

初期代表作の一つである名曲「Light Years」を収録した、最高傑作アルバムとの呼び声高い名盤『Moonage Electric Ensemble』を、20年のときを経てCalm自身が再構築! オリジナル・ヴァージョンは全曲ミックスからやり直し、そのパーツから新しくダブ・ヴァージョンを制作、2CD/2LPとして蘇る。ミックスからマスタリングまで全てCalm本人が手がけた。

 

収録情報
Disc 1 (Original) - Brand New Mixdown and Mastering
1. Unseen Small Steps
2. Light Years
3. Noon at the Moon
4. The Other Side of the Moon
5. Tsukiyo
6. Between Worlds
7. Authentic Love Song
8. Oasis +ボーナストラック(SeahawksとLOVAの新作リミックス音源)を収録
 
Disc 2 (Moonage Daydream Dubs)
1. Unseen Small Steps - Daydream Dub
2. Light Years - Daydream Dub
3. Noon at the Moon - Daydream Dub
4. The Other Side of the Moon - Daydream Dub
5. Tsukiyo - Daydream Dub
6. Between Worlds - Daydream Dub
7. Authentic Love Song - Daydream Dub
8. Oasis - Daydream Dub

 

 

 

 

現行アルゼンチン・シーンがここ日本で注目される大きなきっかけとなった一枚がついに初アナログ化です! HMV渋谷店で嬉々としてCDで購入したあの日から、約15年待ちました。その静かな輝きは、いまだ美しいままです。 

2023年 7月 中村 智昭 MUSICAÄNOSSA / Bar Music Shibuya,Tokyo

 

通販はこちら!→https://barmusic.buyshop.jp

 

  


Yoshiharu Takeda『Before The Blessing』LP

 

揺らぎ、流れ、輪郭をあらわす幻想の音楽。
気鋭の音楽家、武田吉晴の4年振り待望のセカンド・フル・アルバム。
 
2018年に発表したファースト・アルバム『Aspiration』がCalmや井上薫から賞賛された、
東京在住、気鋭の作編曲家/鍵盤奏者にして選曲家としても活躍する武田吉晴。
アルバムを聴いた鈴木惣一朗(ワールドスタンダード)がその才能に惚れ込み、
自身がプロデュースするレーベル“Stella”からの新作をオファー。
4年の歳月をかけて制作された本作は、洗練の奥に潜む野性、静が内包する動を美しく表現し、
武田吉晴にしか創造できない音世界がさらに深化した素晴らしい内容。

■税込4,620円(税抜4,200円)
■レーベル:Stella
■発売・販売元:インパートメント
 

Bar Musicにて好評販売中です!



 

Terry Callier誕生日の5月24日、当店オリジナルのスペシャルT-shirt発売!

Bar Music店主・中村智昭が組んだコンピレーションLP『Tokyo Moon』のジャケット写真を使用した、当店のみ販売のスペシャルT-shirt!


Photo by Rui Tsuguchi

Size: S/M/L/XL¥4800(税込)

テリー・キャリアー
ソウル、ジャズ、フォークの狭間をブルースと共に独自のスタイルで紡ぎ、2012年に帰らぬ人となった孤高のシンガー・ソング・ライター。

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現代ポーランド・ピアニズムの至宝、スワヴェク・ヤスクウケのアルバム群から超厳選の5曲を2023年4月26日に世界初アナログ化でリリースしました!  衝撃の「Sea I」、トリオでグルーヴする「Chili Spirit」、美しき「Moments」.....。マスタリングは彼の大ファンだというCalmさんが手をあげてくださいました!

そして来日公演は5月13日土曜日、めぐろパーシモンホールにて!

 2023年 5月 中村 智昭 MUSICAÄNOSSA / Bar Music Shibuya,Tokyo

 


〜以下、メーカー・インフォメーションより〜 

現代ポーランド・ピアニズムの至宝、スワヴェク・ヤスクウケのCDオンリーのアルバム群から超厳選の5曲を世界初ヴァイナル化!

全音楽ファン必携の完全限定盤が、来日公演を目前にした絶好のタイミングでムジカノッサ・グリプスより4/26にリリース!
 
本国ポーランドでは2014年に、ここ日本では2016年にリリースされたアルバム『Sea』はジャズのみならず、ポスト・クラシカル/アンビエント/エレクトロニカ、例えばニルス・フラームやハウシュカ、ゴールドムンドといったアーティスト達が名を連ねるであろうピアノ・ソロ作の近代史においても、非常に稀有な光を放つ衝撃の作品でした。そのタイトル曲と言える「Sea I」に、それ以前にトリオ名義でリリースされていたグルーヴィーな「Chili Spirit」、永遠の美しさを湛えたバラード「Moments」という素晴らしい楽曲達を今回初めてアナログ化することができて、本当に嬉しいです。彼の音楽が、より様々な場所またはシーンで、より多くの人々の耳に届くことを心から願いながら選びました。6年ぶりの来日公演も、今から楽しみでなりません。(中村 智昭 MUSICAÄNOSSA / Bar Music Shibuya,Tokyo)
  • A1.Sea I
  • A2.Chili Spirit
  • A3.Tokitura
  • B1.Moments
  • B2.Park I
LP選曲:中村智昭 / マスタリング:Calm
 
スワヴェク・ヤスクウケ
1979年ポーランドはバルト海沿岸の最北部に位置するプツク生まれのジャズ・ピアニスト。若くしてサックス奏者ズビグニェフ・ナミスウォフスキのバンド・メンバーとしてデビュー。同時期にグダニスクで結成された人気バンド、ピンク・フロイトに初期サポート・メンバーとしても参加。ジャズのみならず、テクノ、パンク、フォークといった様々な音楽要素を消化しながら、2004年には自身のトリオ名義で『Sugarfree』をリリース。順調にキャリアを重ねる中でやがてピアノ・ソロというフォーマットにたどり着き、『Moments』『Sea』『Senne』『Park Live』といった傑作を立て続けに生み出した。2023年5月13日には、めぐろパーシモンホールにて「POLISH PIANISM Concert」来日公演を行う。
 

 

 

【初2LP化!】V.A.『Hydeout Productions 2nd Collection』
 
Nujabes 命日の2月26日、店頭入荷!

〜以下、メーカー・インフォメーションより〜
現代の音楽業界全体の流れとは別に、宣伝活動を行わず純粋に音=作品のリリースのみでリスナーから大きな支持を獲得した稀有のインディペンデント・レーベル「Hydeout Productions」のレーベルのコレクション・アルバム第2弾「2nd Collection」が2LPでリリース。

それは、Nujabesのアルバム『Metaphorical Music』『Modal Soul』と平行して、よりレンジの広い作品・人選で綴られたHydeoutのもう一つの世界。
アルバム『Modal soul』から「Reflection Eternal」の別章とも言うべき存在である「Another Reflection」等、レーベルのコレクション・アルバムでありながらNujabesの2nd Album『Modal Soul』以降のレーベルの方向性を示した作品。

Nujabes / Voice Of Autumn
Nujabes / Sky Is Falling
Uyama Hiroto / Waltz For Life Will Born
Clammbon By Nujabes / Imaginary Folklore
Nujabes / Hikari
Nujabes / Counting Stars
Nujabes / Another Reflection
Nujabes / Fly By Night
Pase Rock / Old Light (Voices From 93 Million Miles Away Remix)
Emancipator / With Rainy Eyes
Shing02 / Luv(sic.) Modal Soul Remix
Uyama Hiroto / Windspeaks
DSK / Winter Lane (Nujabes Remix)
Nujabes / After Hanabi -Listen To My Beats

__________________________

品番 : HOLP007
フォーマット : 2LP
 

 

4年前に初アナログ化音源を中心にムジカノッサで組んだコンピレーション『Tokyo Moon』の2ndプレス・エディションを、12月3日にリリースしました。「Truth In Tears 2」を追加収録、"Moon White"カラー盤で特製ポスター付きの豪華仕様です!中村 智昭

 
 
 
 

 

 

〜Charles Stepney『Step On Step』入荷のお知らせ 〜

MUSICAÄNOSSA Top Reccomend ~ D/H3 usen for Cafe Apres-midi 2022 Early Autumn Selection(放送期間 8月29日~10月9日 毎週月曜18:00~26:00) 

Charles Stepney『Step On Step』(2022年 / International Anthem)
もしも貴方がチャールズ・ステップニー(1931-1976)という名前を知らないとしても、キーファーやジョン・キャロル・カービーといった現行シーンの先端を行くアーティストたちにいま心を奪われているならば、この作品は絶対に耳にすべきだ。時を遡ること約50年前の1970年前後、シカゴのサウスサイドにあったという自宅の地下スタジオにてデモ的に多重録音されたこれらの楽曲は、間違いなく彼らが行き着こうとする場所に先んじている。
 
そして、もしも貴方がミニー・リパートンやテリー・キャリアー、またはアース・ウィンド&ファイアーという名前を知っているならば、やはりこの作品を絶対に耳にすべきだ。なぜならば彼らはその活動の最初期に、チャールズ・ステップニーという編・作曲家/プロデューサーの手によって世に送り出されたからだ。また、同時期のラムゼイ・ルイスやデルズといったすでに十分キャリアを重ねていた者たちも同様に、チャールズ・ステップニーのスコアと指揮に導かれ未踏の境地へと達していた。
 
そうしたことを踏まえて『Step On Step』と向き合うとき、僕たちはついに偉大な音楽家の核心に迫ることができる。ニュー・ロータリー・コネクションに提供した稀代の名曲「I Am The Black Gold Of The Sun」のプロトタイプ「Black Gold」の鈍く、それでいてあまりに眩しい輝きはいったいどうだろう。僕は、胸の高鳴りを抑えることができない。
 
今回の初秋セレクションでは、リズムボックスに導かれる柔らかな音像からシュギー・オーティス「Pling!」をすぐに連想してしまった「Roadtrip」や、後にアース・ウィンド&ファイアーが歌い大ヒット曲となる「That's The Way Of The World」を選んだ。現代のポピュラー音楽史におけるミッシングリンクとも言える、これほどまでに貴重で尊い音源のマスターテープが、長期の間にほぼ劣化もせず無事に残されていた奇跡に感謝する。Bar Music 店主 中村 智昭
 
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青野賢一さんの書籍「音楽とファッション 6つの現代的視点」をWeb ShopにUPいたしました! Small Circle of Friends『Cell』LPも在庫ございます!→https://barmusic.buyshop.jp

 


 
コーヒーとお酒、そして音楽。
Bar Music Shibuya,Tokyo
バー・ミュージック  
東京都渋谷区道玄坂1-6-7-5F 
Tel.03.6416.3307
Open / 18:00~Midnight
Close / 不定休
厳選のCDとレコードも販売。
 
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